敏感肌におすすめ美白化粧水10選!しっとり保湿の人気ランキング
[公開日]2018/07/25[更新日]2019/06/05
突然ですが、敏感肌の人はシミやくすみができやすいって知っていますか?
敏感肌の人は肌のバリア機能が極端に弱いため、外部の刺激を受けやすく、他の人が感じない刺激も大きなダメージとして反応してしまうのです。
そのため、メラニンが過剰生成されやすく、他の人よりもシミやくすみが多くできてしまいます。
敏感肌の美白化粧水選びは、低刺激なものを選ぶのはもちろん、ちょっとした刺激にも負けないような肌環境に整えられる美白化粧水を選ぶのがポイントです。
この記事では、敏感肌の人が美白化粧水を選ぶポイントや、敏感肌の人にぴったりな美白化粧水ランキングを紹介します。
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目次
※美白とはメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐことです。
敏感肌の美白化粧水は「保湿成分」豊富なものがおすすめ
「しみ・くすみ=美白ケアのみが必要」と考える人が多いと思いますが、敏感肌の場合は美白ケアよりもまず、保湿ケアに力を入れましょう。
なぜなら、弱った肌のバリア機能を取り戻すためには、肌に潤いをキープする必要があるからです。
敏感肌なら保湿ケアで肌のバリア機能をサポートするのが重要
肌が健康的な人は、角質層が水分でうるおっており、肌内部の保湿成分セラミドが十分にあります。
肌が潤うと肌のターンオーバーがよくなり、常に強く新しい肌に生まれ変わることができるようになるのです。
肌のターンオーバーがうまくいくと、ちょっとした刺激ではダメージを受けにくい肌になり、肌のバリア機能が高まっていきます。
しかし敏感肌の人は、肌内部の保湿成分セラミドやその他の潤い成分が不足しているのです。そのため、敏感肌のバリア機能は弱く、外部の刺激から肌を守りきることができません。
肌のバリア機能が低い状態のまま、むやみに美白成分でケアしても、結局美白成分自体を刺激に感じてしまい、肌を守ろうとメラニンが生成されてしまい逆効果です。
余計にシミ・くすみが増えてしまい、いつまで経っても美白効果を実感できないという悪循環になってしまいます。
敏感肌の人が悪循環から抜け出し、シミ・くすみケアを行いたいのであれば、まずは肌のバリア機能を高めて、刺激に負けない肌にすることが最優先ということです。
刺激に負けない肌にするためには、まず保湿ケアで、肌のバリア機能を高めることが重要といえます。
敏感肌の人でも肌荒れしにくい美白化粧水選びのポイント
シミができやすい敏感肌の人にピッタリの美白化粧水を選ぶポイントは3つあります。
・保湿力の高い成分を選ぶ
・美白成分の種類で選ぶ
・肌に刺激を与えやすい成分が配合されていないものを選ぶ
保湿力の高い成分を選ぶ
セラミド、レシチン、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸、リピジュア など
敏感肌の美白化粧水選びで、特にこだわりたいのは肌のバリア機能を高められるほどの高い保湿力があるかです。
保湿成分の中でも特に保湿力の高い、セラミド・レシチン・ヒアルロン酸などが配合されている美白化粧水を選びましょう。
美白成分の種類で選ぶ
美白成分の中には、今すでにあるシミやくすみに効果的なものと、これ以上シミやくすみができないように食い止めるものの2種類あります。すでに目立つシミやくすみがある場合は、今あるシミ・くすみに働きかける成分が入った美白化粧水を選びましょう。
特におすすめはビタミンC誘導体で、シミを予防とシミを目立たなくする効果の両方を期待できます。
アルブチン、エラグ酸、トラネキサム酸 など
ビタミンC誘導体、4MSK、リノール酸 など
肌に刺激を与えやすい成分が配合されていないものを選ぶ
パラベン、エタノール、香料、カルボマー、ジメチコン など
上記の成分は、肌につけると体質によってはアレルギー反応やニキビなどの肌トラブルが起きます。
敏感肌の場合は、可能な限り上記の成分が入った美白化粧水を避けたほうが良いのですが、全く入っていない美白化粧水はほぼありません。
肌への優しさの目安として、全成分表示一覧で上記の成分が後ろの方に記載されているかを確認してください。
全成分表示は配合量の多いものから順番に並べられているため、後ろの方に記載されているものほど配合量が少なく、敏感肌でも刺激を感じにくく安心です。
また、美白化粧水はまず、トライアルセットで自分の肌に合っているかを試し、肌トラブルを防ぐようにしましょう。
敏感肌でもヒリヒリしない!おすすめの美白化粧水ランキング10選
ドラッグストアのプチプラから、1つ20,000円以上する高級コスメまで、敏感肌におすすめの美白化粧水を調査し、ランキングにしました。
9位:ロート製薬 肌ラボ 白潤薬用美白化粧水しっとりタイプ
8位:アンプルール ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ
7位:無印良品 敏感肌用薬用美白化粧水・高保湿タイプ
6位:キュレル 美白化粧水Ⅲ
5位:アスタリフトホワイト ブライトローション
4位:ちふれ 美白化粧水VC
3位:HANAオーガニック フローラルドロップ
2位:ビーグレン QuSomeローション
1位:サエル ホワイトニングローションコンセントレート
ランキング作成にあたって、シミをケアするだけでなく敏感肌の人が重視すべき肌バリア機能を高める保湿力に優れているかを重視しているので参考にしてみてくださいね。
※画像は公式サイトより引用
総合評価・・・日本酒一升分のアミノ酸が凝縮!潤いベールでバリア機能を高める化粧水
菊正宗の「日本酒の化粧水」は、ドラッグストアでも手に入るプチプラ化粧水です。
美白化粧水という名称ではありませんが、肌のメラニン生成を防ぐアルブチンが配合されていて、肌にシミができるのを予防してくれます。
保湿成分としては、高保湿なセラミド以外にも日本酒一升分のアミノ酸が含まれているので、時間が経っても肌がうるおいが続き、外部の刺激に負けにくい肌に整えてくれますよ。
お酒特有の匂いがするので、最初は香りがきつく感じるかもしれませんが、徐々に慣れて気にならなくなりますよ。
本商品価格:840円(税抜き) /500ml
保湿成分:セラミド3、セラミド6Ⅱ、アミノ酸
美白有効成分:アルブチン
購入場所:公式サイト、Amazon、楽天、ドラッグストア
※画像は公式サイトより引用
総合評価・・・ナノ化ヒアルロン酸とアルブチンでシミ・くすみのできにくい肌へ
白潤「薬用美白化粧水しっとりタイプ」は、肌に低刺激な美白成分アルブチンがメラニンができないように働きかけてくれる美白化粧水です。
肌に潤いを保つヒアルロン酸は、小さくナノ化されているため、通常のヒアルロン酸入り化粧水よりも肌の奥まで届き、潤いをキープします。
乾燥・敏感肌の人でも、肌がもちっとした手触りになるのは、このヒアルロン酸の高い保湿力のおかげです。
ドラッグストアで手に入るプチプラ美白化粧水なので、値段を気にせずにバシャバシャと使えるのも魅力です。
もう、2年近くこの化粧水を愛用しています^^*
美白になりたくて、でも高い物は買えないのでプチプラで良い物がないか探していた時に見つけました。
格段に美白になった!という実感はありませんが、使わない時と比べたら大分肌が白くなりました。
また、私は乾燥肌なので仕上がりがもちっとしてくれるこの化粧水はお気に入りです!
他にもっとこれだ!と思える化粧水が見つからない限りはこの化粧水を愛用すると思います!
引用:アットコスメ
本商品価格:954円(Amazon参考価格・税抜き) /170ml
保湿成分:ヒアルロン酸
美白有効成分:アルブチン、ビタミンC誘導体
購入場所:公式サイト、Amazon、楽天、ドラッグストア
総合評価・・・美白成分がカプセルに入っているので肌荒れしにくい
ハイドロキノンでも肌荒れしない秘訣はカプセル配合にある
アンプルールの「ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ」は、美白成分の中でも特に美白力の高い「ハイドロキノン」を使用した美白化粧水です。実は、ハイドロキノンはその強力な美白効果によって肌への刺激も強く、敏感肌の人にはおすすめしにくい成分です。
しかし、アンプルール「ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ」のハイドロキノンは、特殊なカプセルに入っていて、直接肌に触れる心配がありません。
肌の中でカプセルからハイドロキノンがじっくり溶け出すので、肌に刺激を与えずに高い美白効果を得られます。
濃いシミやくすみの集中ケアに、アンプルールの「ラグジュアリーホワイトローションAOⅡ」はおすすめですよ。
お試し価格:1,750円(税抜き) / 7日分
トライアルセット内容:美白化粧水、美白美容液、乳液、集中美容液、メイク落とし・洗顔料
本商品価格:5,000円(税抜き) /120ml
保湿成分:セラミド3種、コラーゲン
美白有効成分:ハイドロキノン
購入場所:公式サイト
総合評価・・・肌の炎症をケアする有効成分入りプチプラ美白化粧水
無印良品の「敏感肌用薬用美白化粧水・高保湿タイプ」は、ビタミンC誘導体配合で今あるシミやくすみが目立たなくなるよう働きかけてくれます。
あわせて配合されているのは、炎症ケア成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」です。他の人よりも肌荒れしやすい敏感肌の人でも、使い続けることで炎症しにくくなるようにケアしてくれますよ。
無着色・無香料など6つの炎症を起こしやすい成分を不使用にしているので、どんな肌質の人でも使いやすいのがポイントです。
「敏感肌用薬用美白化粧水・高保湿タイプ」は、近くのコンビニでも手に入ります。携帯用や大容量など、使い方によってサイズを選んで購入できるのも嬉しいですね。
無印のこちらのシリーズが目に留まったので、まずは一番小さいものを購入してみました。
美白効果のあるものは刺激が怖かったのですが、こちらは全くピリピリもせず浸透してくれます。
保湿力も美白系のもので考えると、ある方だと思います。
なので早速、普通の大きさのものを追加で購入しました★
使い始めて一週間もまだ経っていないですが、お肌が少し明るくなった気がします!
お値段と、敏感肌でも使える美白系スキンケアとしては優秀だと思います★
引用:アットコスメ
本商品価格:1,473円(税抜き) /200ml
保湿成分:ヒアルロン酸、スベリヒユエキス
美白有効成分:ビタミンC誘導体
購入場所:公式サイト、無印良品店舗、コンビニ
※画像は公式サイトより引用
総合評価・・・水分を逃さないユーカリエキスが肌を保湿!くすませないようにケア
キュレルの「美白化粧水Ⅲ」には、保湿成分としてユーカリエキスが配合されています。
敏感肌の人は、肌のバリア機能が弱くて肌が乾燥しがちです。ユーカリエキスは、肌の中のセラミドをサポートして、肌から水分が蒸発しないように抱え込むので、肌に潤いがキープされ、バリア機能が整います。
美白成分ビタミンC誘導体は、メラニン生成を抑制し、肌にシミやくすみができにくく働きかけてくれますよ。
乾燥・敏感肌の人のパッチテスト済みなので、プチプラから美白化粧水を試してみたいと考えている人にはおすすめです。
何本もリピしています。ライン使いで使用していますが、肌がワントーン明るくなった気がします。
夏場でもベタつくこと無く、ちょうど良く保湿されます。化粧崩れも無いです。
美白化粧水は保湿力が少ないと言われますが、こちらは気になりません。
これからも使い続けたいです。
引用:アットコスメ
本商品価格:2,300円(税抜き) /140ml
保湿成分:ユーカリエキス
美白有効成分:ビタミンC誘導体
購入場所:公式サイト、ドラッグストア
総合評価・・・肌のトーンアップはもちろんハリアップまで目指せる美白化粧水
アスタリフトホワイトの「ブライトローション」は、ビタミンC誘導体やアルブチンが配合されており、肌を明るくトーンアップしてくれる働きが期待できます。
保湿成分には、コラーゲンが3種も贅沢に配合されているので、肌の内側からふっくらとしたハリ感が出てきますよ。
アスタリフトホワイトの美容成分は、ナノ化されているため、角質が溜まってごわつきがちな敏感肌にもスーッと浸透し、潤いベールで包み込みます。
アスタリフトホワイトには、1,000円(税抜き)で試せるトライアルセットがあります。すべて美容パワーあふれる天然成分アスタキサンチンが配合されていて、肌の潤いとバリア機能を高めてくれますよ。
お試し価格:1,000円(税抜き) / 5日分
トライアルセット内容:導入美容液、美白化粧水、美白美容液、美白クリーム
本商品価格:3,420円(税抜き) /130ml
保湿成分:コラーゲン3種、アスタキサンチン
美白成分:アルブチン、ビタミンC誘導体
購入場所:公式サイト
総合評価・・・美白&保湿に優れた2大成分入り!プチプラ美白化粧水
ちふれの「美白化粧水VC」は、高保湿成分ヒアルロン酸が肌に潤いを与え、肌のバリア低下を防いでくれるプチプラ美白化粧水です。
美白成分にはビタミンC誘導体が配合されています。ちふれのビタミンC誘導体は、肌の奥に成分が届きやすいように作られた「安定型ビタミンC誘導体」で、途中で成分が壊れることなく浸透するのが特徴です。
敏感肌は外部の刺激で炎症を起こしやすいのが特徴ですが、肌荒れを予防する成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されているので、炎症を起こしにくいように働きかけてくれます。
ちふれは、毎日使い続けることで、シミの予防や肌色のトーンアップを目指せる美白化粧水です。
総合評価・・・バラエキスがシミやくすみを防ぐオーガニック化粧水
HANAオーガニックの「フローラルドロップ」は、原料すべてが天然成分で作られているオーガニック化粧水です。
植物由来成分の力を借りて、肌本来の力を引き出し、肌の乾燥や肌荒れなどが起こりにくくしてくれます。
配合されているバラの花びら3,000枚分のローズポリフェノールが、くすみやシミができないように働きかけますよ。
化粧水の中では珍しいスプレータイプで、朝の忙しい時間もスキンケアが一吹きで済むので嬉しいですね。
ミストのように吹きつけての使用に初めは戸惑いましたが、使うごとに、肌がふわふわと柔らかくなっていきました。シミ、肝斑に悩んでいたのですが、ライン使いを1ヶ月弱していたところ、随分と肌のトーンが明るくなってきました。ゆっくり時間をかけて、漢方薬のつもりで使用していこうと思ってます。肌のキメはかなりよくなります。やっぱりオーガニックは肌を健康にして、体全体の調子を整えてくれると思いました。
引用:アットコスメ
お試し価格:1,370円(税抜き) / 7日間
トライアルセット内容:洗顔料、美白化粧水、乳液、美白美容液2種
本商品価格:3,334円(税抜き) /80ml
保湿成分:ハトムギ種子エキス、ローズマリー葉エキス
美白成分:ローズポリフェノール
購入場所:公式サイト
総合評価・・・17時間続くうるおいベールで肌のバリア機能を高めシミ予防する化粧水
ビーグレンの「QuSomeローション」は、美容成分を独自のカプセルQuSome(キューソーム)に配合して、肌への浸透力を高めた化粧水です。
QuSomeを肌につけると、ぐんぐん肌の奥まで浸透して潤いを届けるとともに、約17時間近くも肌にとどまって保湿し続けます。
肌にうるおいが続くとキメが整い、肌が乾燥せず角質が溜まりにくいため、どんより現れるくすみが目立たなくなってきます。
QuSomeのいいところは、肌に直接美容成分が触れないために肌荒れが起きにくいところです。敏感肌の人でも、安心して使えますよ。
#bglen の #Qusomeローション は本当に浸透感がはんぱじゃないです!
— 茅 (@kayabacho_OL) 2018年4月14日
茅はずぼらだったのでコットンでパッティング💁♀️✨みたいなことは全然していなかったのですが、それでも奥の奥までしっとりする感じ...!お泊まりの友達に貸すと「これ絶対いいやつでしょ?!」って必ず言われました☺️ pic.twitter.com/dm6LwLAXYk
お試し価格:1,800円(税抜き) / 7日分
トライアルセット内容:洗顔料、美白化粧水、美白美容液、クリーム2種
本商品価格:5,000円(税抜き) /120ml
保湿成分:ホメオシールド、アラントイン
美白成分:ビタミンC誘導体
購入場所:公式サイト
総合評価・・・肌のバリア機能を整えながらシミ・くすみに働きかける美白化粧水
サエルの「ホワイトニングローションコンセントレート」は、シミやくすみの原因が「ストレス」であることに注目して作られた敏感肌用美白化粧水です。
ストレスが生じると、肌内部で炎症反応が起き、その結果メラニンが過剰に生成されてしまいます。特に敏感肌の人は普通肌の人よりも過剰にメラニンが作られやすく、シミやくすみができがちです。
ストレスで肌がくすんでいる人の数は多く、現代の肌がくすみ原因5つのうちの1つと言われています。
サエルに配合されている「ジンセンX」や「ムラサキシキブエキス」は、ストレスによって弱まるバリア機能をサポートして、敏感肌でも外部の刺激に負けない肌に整えてくれますよ。
保湿成分は、セラミドの中でも浸透力が抜群に高いセラミド2が使用されているので、乾燥して古い角質が溜まって美容成分が浸透しにくい肌でもスーッと浸透します。
シミやくすみをできにくいような肌環境に整えてくれる点で、サエルは敏感肌の人に特におすすめな美白化粧水です。
※ストレスとは乾燥などのこと
お試し価格:1,370円(税抜き) / 10日分
トライアルセット内容:美白化粧水、美白美容液、美白クリーム
本商品価格:4,500円(税抜き) /125g
保湿成分:セラミド
美白有効成分:アルブチン
購入場所:公式サイト
ドラッグストアのプチプラ美白化粧水は敏感肌OK?成分から分析
美白化粧水には、プチプラのものも多くあります。
値段が安いのは魅力的ですが、果たしてシミやくすみをケアする力はあるのでしょうか。
ここでは、ドラッグストアで手に入るプチプラ美白化粧水2つから見えてくる傾向を紹介します。
※画像は公式サイトより引用
ケシミン浸透化粧水は、保湿力に優れたヒアルロン酸が配合されている美白化粧水です。
とろみのあるテクスチャーも人気で、保湿対策には向いており、敏感肌でもピリピリすることなく使えます。
しかし、ケシミンに配合されているビタミンC誘導体の「アスコルビン酸グルコシド」は、肌の中でビタミンCに変化しない成分です。
保湿によるシミ予防対策ならば効果的ですが、できてしまったシミ対策としては効果はありません。
公式サイトで購入
※画像は公式サイトから引用
なめらか本舗の「薬用美白化粧水」は、アルブチンがシミやそばかすを予防してくれるプチプラ美白化粧水です。
保湿成分の豆乳発酵液には、メラニンの生成を抑える効果も期待できますが、セラミドやヒアルロン酸に比べると保湿力が劣ります。
敏感肌のように肌のバリア機能が弱まっている肌には、水分の蒸発を防げないでしょう。
普通肌の人や、20代などの若くてターンオーバーが整っている肌であれば問題ありませんが、敏感肌にはもう少し保湿成分がほしいと感じさせる化粧水です。
公式サイトで購入
プチプラの美白化粧水には、以下のような傾向が見られます。
・配合成分の濃度が低く、不純物の割合が多いので、肌荒れすることも
・同じ美白成分でもランクの低いものが使われており、美白力が劣る
・美容成分の配合数が少なく、他と比べると美容パワーが少ない
プチプラ美白化粧水の中にも、ランキングで紹介したような敏感肌におすすめのものもありますが、プチプラならなんでも大丈夫というわけではありません。
何も考えずに値段で選ぶと、敏感肌の場合最も化粧水に求められる保湿力が不足していたり、不純物が多く肌荒れを起こしやすくなっています。
敏感肌の人がプチプラ美白化粧水を選ぶときは、値段の安さだけを判断材料にせず、配合成分などを目で確認してから購入しましょう。
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敏感肌の人がハイドロキノン入り美白化粧水を使うと赤くなる?
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、高い美白力が期待でき、そのパワーは他の美白成分の100倍以上と言われています。
ただし、敏感肌の人が美白化粧水を選ぶときは、ハイドロキノンを避けましょう。
ハイドロキノンは不安定な成分で、酸化しやすいのが特徴です。
ハイドロキノンが酸化したときにできるベンゾキノンという成分は、肌への刺激が強くて赤みやかぶれが起きることがあります。
敏感肌の人は特に肌のバリア機能が弱く、ハイドロキノンが原因で炎症を起こしやすくなっています。
ただしランキング8位で紹介したアンプルールのように、ハイドロキノンをカプセルに配合しているものであれば、直接肌に触れないため刺激を感じにくくなりますよ。
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敏感肌の人が美白化粧水を使う時の注意点は?
美白化粧水を使う上で、肌への効果が実感しやすいように気をつけるポイントがあります。
早く美白効果が肌に現れてほしいからといって、メーカー規定の使用量以上の化粧水を肌につけるのはやめましょう。
敏感肌の場合は、たくさんつけすぎると肌に刺激を感じやすくなってしまいます。
また、美白化粧水の使用量は、販売メーカーが肌に一番効果が出やすくなるように考慮して決められています。たくさんの量をつけたからといって、美白効果が高まるわけではないのです。
パッケージの使用方法をしっかりと確認し、使用量を守って使うことで、肌への効果を実感しやすくなりますよ。
敏感肌用と記載された美白化粧水は多くありますが、そのすべてが全員の肌質に合うわけではありません。
人の肌質は千差万別で、一般的に刺激になると考えられている香料やパラベンなどを配合していなくても、別の成分が刺激になることがあるのです。
購入した美白化粧水を使用して肌に赤みやかゆみなどが出た場合は、速やかに使用を中止しましょう。
肌に合わない化粧水を購入しないためにも、本商品を購入する前にトライアルセットやサンプルで試せるものを選ぶといいですね。
敏感肌の人はパッティングをするだけでも、肌は刺激を感じ、肌を守ろうとメラニンを生成してしまいます。
せっかく美白化粧水でメラニンをケアするつもりが、これでは無意味になってしまいます。
美白化粧水をつけるときは、手のひらで化粧水をぎゅーっと押し入れるようにつけましょう。
朝夕毎日、コツコツとケアし続けることで、徐々に効果を実感するようになります。
使い続ける期間の目安として、最低でも購入したボトル1本分を使い切るまで、美白化粧水の良し悪しを判断するのは待ちましょう。
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敏感肌なら生活習慣を変えて美白対策も行う
シミやくすみの原因は、日頃の生活習慣が大きく関わっています。
ここでは、敏感肌の人には特に気をつけてもらいたい生活習慣を3つ紹介します。
紫外線対策は徹底的に
敏感肌の人は他の肌質の人よりも肌のバリア機能が弱いため、紫外線のダメージを受けやすいという特徴があります。
そのため、他の人は浴びてもなんともなかった紫外線で、シミやそばかすの予備軍ができてしまうこともあるのです。外出するときは日焼け止めや帽子で紫外線を浴びないようにしましょう。
また、シミの原因になる紫外線は、窓ガラスをすり抜けて屋内にも降り注いでいます。
屋内にいるときも日焼け止めを塗ったり、長袖を着るなどして、徹底的に紫外線対策を行いましょう。
食事に美白ケアを
栄養素 効果 多く含まれる食べ物 ビタミンC メラニンをできにくくサポートする 赤ピーマン、ブロッコリー、いちご、キャベツ ビタミンE 肌のターンオーバーをサポートして、メラニンを肌に残りにくくする アボカド、ナッツ、ほうれん草、かぼちゃ ビタミンA 肌のターンオーバーをサポート、色素沈着しにくくする にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、パプリカ、うなぎ
食べ物に含まれる栄養素の中には、肌にメラニンが沈着するのを予防してくれるものもあります。
ビタミンC・ビタミンE・ビタミンAは、肌を健やかに保つために効果的な栄養素といわれ、体の内側から肌の透明感を生み出してくれるのです。
睡眠をしっかり取る
人の肌の生まれ変わりは、寝ている間に行われます。
睡眠時間が減って睡眠の質が下がると、次の日もボロボロの肌のままになってしまい、ターンオーバーがどんどん乱れてシミができやすくなるのです。
毎日就寝時間を決めて、一日最低でも6時間は睡眠をとるようにしましょう。
また、アロマの香りや入浴でリラックスしたり、眠りにつく前にスマートフォンを触るのをやめるだけでも、寝付きが良くなるのでおすすめです。
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敏感肌の人は保湿力に注目して美白化粧水を選ぶと失敗しない
敏感肌の人は、他の人よりも肌のバリア機能が弱いので、どうしてもシミやくすみができやすくなっています。
そのため、美白化粧水を選ぶときは「保湿力」に注目して選びましょう。
また、保湿力の高い美白化粧水を使い続けることで、肌のバリア機能が整ってきて、外部の刺激に負けにくい肌を目指せます。
「シミ・くすみ=美白成分のみ」だけではなく、保湿にも注目した美白ケアを始めましょう。
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ホワイトボックス図書館の美容書籍担当。化粧品・コスメの企画編集を行う。
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐこと
※浸透とは角層まで
※エイジングケアとは年齢に合わせたスキンケアのこと
◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』
◇口コミ・画像引用元:アットコスメ、amazon