くすみに効く美白化粧水おすすめ7選!透明感が出る人気の神コスメ
[公開日]2018/10/30[更新日]2019/06/05
「くすみ 化粧水」で検索すると"美白成分"に注目した化粧水ばかりが紹介されています。
しかし、美白成分だけでは"くすんだ肌"に透明感を与えることはできません。
この記事では”くすみ肌”に透明感を与えながら、トーンアップまで叶えられる化粧水を紹介します。
くすみ対策におすすめ化粧水7選(ページ下部)へ
スキンケアコンシェルジュ
化粧品開発の実務経験を活かし、執筆/編集を行う。
◆保有資格◆
日本化粧品検定1級、薬学美容検定1級、薬事法管理者、化粧品成分上級スペシャリスト、サプリメントアドバイザー、参照:日本抗加齢学会
目次
美白だけでは効果なし!くすみ肌でも透明感を出すコツは?
美白成分でメラニンの生成を抑えることも重要ですが、同時に乾燥対策をしないといくら美白ケアをしても効果がないので注意しましょう。
くすみ対策で優先すべきは保湿ケアですが、メラニンの過剰生成でさらにくすむため、保湿とメラニンの過剰生成をストップさせる美白化粧水を選ぶことが理想です。
透明感アップ!くすみ肌に効く化粧水の選び方
具体的にどんな化粧水を選ぶと良いのか、ポイントは4つあります。
くすみ撃退!化粧水を選ぶポイント
1:保湿力の高いセラミド配合
…くすみの原因「乾燥」をケアできる高保湿成分
2:肌に優しい低刺激タイプ
…乾燥して敏感になった肌に刺激を与えないもの
3:角質層の奥まで浸透するナノ製法
…成分が細かくなっているもの
4:医薬部外品の美白成分を選ぶ
…一定の働きが厚生労働省に認められている。
セラミドの保湿力はコラーゲンやヒアルロン酸を上回るもので、一度抱えたうるおいは湿度が0%になっても離さないスーパー保湿成分といえます。
特に、プチプラや海外ブランドの化粧水には防腐剤・添加成分・香料・着色料が多く配合されやすいので注意してくださいね。
肌に化粧水が浸透しやすいかどうかは、パッケージに「ナノ」「低分子」と表記があるかを確認しましょう。
医薬部外品の美白成分配合の化粧水を使うと、さらに透明感を与えて、ワントーン明るい肌へと導いてくれますよ。
・アルブチン
・4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
・ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)
美白化粧水を選ぶときには、「これらの成分が配合されているか」「医薬部外品の表示があるか」確認しておきましょう。
2,000円以下のプチプラも!くすみ肌におすすめの化粧水ランキング7選
ここでは、肌の内側から透明感を取り戻してくすみをケアしてくれる化粧水7選を紹介します。
美白成分もですが、同じくらい保湿効果にも注目して選んでいるので、透明感を出したい方は参考にしてみてください。
7位:キュレル 美白化粧水Ⅲ
6位:資生堂 アクアレーベル ホワイトアップローション
5位:ビーグレン QuSomeローション
4位:エリクシール ホワイト クリアローションC
3位:HAKU アクティブメラノリリーサー
2位:アスタリフトホワイト ブライトローション
1位:サエル ホワイトニング ローション コンセントレート
総合評価:
価格:5.0 保湿力:3.2 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用
敏感肌用で安心だが、くすみ対策には微妙
キュレルの「美白化粧水Ⅲ」は、プチプラ価格にもかかわらず保湿力の高さが魅力的です。
さっぱり感が強く、くすみが気になる秋冬にはもう少し潤いが欲しくなります。
また、美白成分の中でも効果が出にくい種類のビタミンC誘導体が配合されているので、美白効果は時間がかかってしまいます。
敏感肌用のわりにはさっぱりしてる(33歳/乾燥肌)
使用感は、とてもしっとりのわりにはベタつかずさっぱりとしたつけ心地。低刺激ということもあり、肌荒れ等はなかったけど肝心のくすみ対策としてはイマイチ効果が弱かった。
肌荒れしてても使えた(26歳/乾燥肌)
日焼けをしやすく、すぐに肌がごわつく肌質ですが、くすみにくくなったと思います。敏感肌用で、肌荒れしている時期でも安心して使えました。
総合評価:
価格:5.0 保湿力:3.5 口コミ:3.2
年代問わず人気のプチプラ美白化粧水
アクアレーベルの「ホワイトアップローション」には、m−トラネキサム酸や浸透力のあるアミノ酸など優れた美肌成分が多く配合されています。
安価に買えるので、くすみ飛ばしとしてコットンパックで徹底的に水分を送り込むときにぴったりです。
合わなかったときでもプチプラなので、お財布へのダメージが少ないところはうれしいですね。
肌になじむのが遅い(22歳/普通肌)
水っぽい感じであまり肌に馴染む感じではなかったのでリピートはなしです。量は結構あるのでパシャパシャ惜しみなく使いたい人向けですね。
美白よりも保湿に満足してます(27歳/混合肌)
くすみが取れたと感動するほどの効果はわかりません。ただ、保湿はされています。べたつきもないのでつけていて不快感もありません。お手頃価格なので百貨店の化粧水が買えないときに買っています。
公式サイトで購入Amazonで購入楽天で購入
総合評価:
価格:4.0 保湿力:3.8 口コミ:3.6
※画像は公式サイトより引用
浸透がよく、どんより感がなくなる化粧水
ビーグレンの「QuSomeローション」は、保湿・美白の同時ケアができる化粧水で、保湿効果は17時間キープできるようになっています。
実際に使ってみると、肌にしみ込んでいく感じがあり、どんよりしたくすみが目立たなくなってきますよ。
美容効果の高い成分は肌に刺激になる場合もありますが、「QuSomeローション」は刺激を与えないようにカプセル配合されているため、敏感肌の人でも安心して使えます。
続けたいけどちょっと高い…(34歳/乾燥肌)
肌に入っていく感じがして調子はいいんですが、やっぱりお値段は高めかな?って思います。
使い始めて肌の調子が良い(35歳/混合肌)
乾燥しないし、潤いが半日以上続くっていう口コミを見て購入。本当に夜までしっとり感を保っています。かといって、べたべたとテカらないところがツボです。肌のゴワゴワがなくなりくすみが取れてきた感じがあります。
総合評価:
価格:4.0 保湿力:4.0 口コミ:3.2
※画像は公式サイトより引用
ドラッグストアで人気のくすみ取り化粧水
エリクシールホワイトの「クリアローションC」は、高保湿成分コラーゲンが配合され、肌がくすむ原因のごわつきをケアしてくすみにくく働きかけます。
とろみのあるテクスチャーに好みがわかれますが、さっぱり・しっとり・とてもしっとりの3種類が用意されているので、好みの使用感にあわせて使えるのも魅力的ですね。
あまり浸透してくれない(36歳/普通肌)
コットン推奨なのにを使わなかったから?でしょうか。肌に浸透するまで、時間が掛かり、くすみが取れた感じもしていません。
乾燥肌の私にはぴったり(39歳/乾燥肌)
トロミがあって保湿力がしっかりあります。乾燥肌の私にぴったりで気に入りました美白したいけど保湿が足りない、保湿重視したいけど、というときにぴったりですね。ハリも出てきた気がしますし、大満足です♪
総合評価:
価格:4.0 保湿力:4.2 口コミ:3.2
※画像は公式ページから引用
透明感を引き出してくれた美白化粧水
HAKUの「アクティブメラノリリーサー」は美白ケア成分4MSKがメインで配合されているため、透明感を出したいときにぴったりの化粧水です。
特に、洗顔時に顔をタオルでゴシゴシこすったり、屋外に出て紫外線を浴びることが多かったりする人は、メラニン生成が活発なので、HAKUの「アクティブメラノリリーサー」と相性がよいでしょう。
とろっとまろやかな化粧水にはヒアルロン酸などの保湿成分も含まれているので、普段の保湿ケアではそれなりに力を発揮してくれます。
肌がつるつるっとなる感覚がいい(34歳/混合肌)
変にベタつかず、でも保湿力はしっかりあって、肌がつるつるっとなる感覚がお気に入りです。元より白くはならないけど、現状維持できてます。
少しずつだけど美白できてる(33歳/敏感肌)
コットンで使用していますが、拭き取った部分から徐々にしっとりしてきます。透明感や美白効果も、少しずつ感じることができているので、この先も使用していきたいです。
総合評価:
価格:4.0 保湿力:4.3 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用
浸透力抜群!くすみに直接働く化粧水
アスタリフトホワイトの「ブライトローション」は浸透力にこだわる富士フイルムの美白化粧水です。
つけてみると、手が吸い付くようにもっちりします。また、同時にハリやたるみまで対策ができます。
アスタリフトホワイトのトライアルセットは、通販価格だと通常より500円安い1,000円(税抜き)で試すことができるので、気になる人はまずトライアルセットから購入してみてください。
くすみには良いが、高い(31歳/混合肌)
浸透する美白化粧水と聞いて購入。結構保湿力があるタイプです。不健康そうに見える肌をなんとかしたくて、毎日朝晩これ以上入らないくらい化粧水つけて、やっとくすみがなくなってきました。たっぷり使いたいので、もう少し安くなってほしいです。
ちゃんと美白できてると思う(34歳/乾燥肌)
さっぱりとしていますが、保湿力もあり夏に使うぶんには乾燥も感じず、使い心地がよかったです。新たなシミやくすみもなく、顔が明るくなるような感じがあったので、美白効果もまあまああると思います。
何を使っても美白効果がわからなかった人に!
ホワイトショットLX
※画像は公式サイトより引用
ホワイトショットLX
新発想の美白化粧水!高くても買う人が続出のホワイトショット
ポーラから2019年5月に新発売されたホワイトショットLXは、10年ぶりに認可が下りた美白有効成分を唯一配合した化粧水です。
肌がくすんでゴワついていてもスッと肌に入っていくのでそれだけでも肌の明るさを実感できます。他の化粧水と違って、肌の細胞レベルに働きかけるので年齢・肌質関係なく美白ケアができますよ。
▼ホワイトショット使用前と30日後
たった1ヶ月でもここまで肌の明るさをじっかんできるので、コツコツ美白ケアするのが面倒な人や何を使っても実感できなかった人におすすめです。(ちなみに、1つで3ヶ月使えるので1ヶ月あたり3,666円ですみますよ)
これだったら高くてもリピートしたくなります(29歳/混合肌)
10年ぶりの美白成分ということで期待してました!いろんな化粧水や美容液を使ってきましたが、この肌に入っていく感じやなめらかに整う感じはさすがポーラだなと。この効果なら納得の値段です。
まだ1ヶ月だけど白さが全然違う(35歳/乾燥肌)
ホワイトショットSXSでシミに効果的だったので発売日に即購入!みずみずしく、肌にすーっとなじみます。肌がするんとなめらかになり、肌トーンが明るくなったのを感じます。
総合評価:
価格:4.0 保湿力:4.8 口コミ:4.3
※画像は公式サイトより引用
期待以上!保湿力が高く明るさを感じやすい美白化粧水
サエルの「ホワイトニングローションコンセントレート」は、もともと敏感肌向けに作られているので、保湿力もばっちり兼ね備えています。
美白と保湿成分のバランスがよいので、くすみ抜けの変化を実感しやすい美白化粧水です。
モデルさんのように色白でくすみのない肌を目指す人は試す価値のある化粧水ですよ。
くすみが抜けてきた(30歳/乾燥肌)
敏感肌用の美白化粧水でトロミがありますが、ベタベタはしません。しかも、くすみが抜けてきた!肌のごわつきもなくなったし、肌の調子がいいです。
低刺激で保湿もできる美白化粧水!(44歳/混合肌)
手に肌が吸い付くほどしっかり保湿力もありながら、さらっとしたところが気に入っています。夕方過ぎになると顔色がくすむ問題がサエルを使い始めてから解決されました!
肌への効果がグッとあがるくすみ対策化粧水の使い方
くすみ対策化粧水を効果的に使えば、より肌への働きが向上します。
くすみ対策化粧水の正しい付け方
2:肌への刺激が少なくなるハンドプレスがおすすめ
化粧水をつける順番には色々な説がありますが、洗顔後一番につけるのがオススメです。
洗顔後の肌は油分がスッキリ洗い流されているため、水溶性の化粧品の浸透力がアップしています。
そのため、化粧水をつける前に肌に油分を与えると、化粧水の浸透を妨げてしまいます。
導入美容液などを使っている人は、油分が配合されていないか確認しておきましょう。
中には美容液を導入美容液という名前で販売している化粧品会社もあるため要注意です。
化粧水は肌の奥に浸透するように、優しくハンドプレスしながらつけましょう。
コットンは使わずに、手でつけると肌への刺激を最小限に抑えられます。
手と肌は同じ皮膚からできているため、肌に刺激を与えることもなくオススメです。
また、肌につける前に手で人肌に温めると、より肌にしっかり馴染みますよ。
化粧水をつけるときにパチパチ叩いている人は注意!NG方法も確認
化粧水をつけるときにやってはいけないNG方法があるため紹介します。× コットンでゴシゴシつける
× つける量が少ない
これらは、化粧水の働きを減少させるだけでなく、肌への刺激を大きくしてメラニン生成につながる可能性があります。
メラニンが生成されると”くすみ”を悪化させる要因になるため、たかが化粧水と思わずに正しく使いましょう。
くすみ対策に化粧水以外で見直したいのは「クリーム」
化粧水はスキンケアする上で重要なアイテムですが、化粧水以外の化粧品も見直すと"くすみ肌"の悩みから早く解放されます。
特に見直したいのが”保湿クリーム”です。
化粧水は主成分が水で、美容成分を配合できる割合は他の基礎化粧品に比べると低いのが特徴です。
保湿クリームは、油分も多く美容成分を配合しやすいため、肌に潤いを閉じ込める成分が化粧水よりも配合しやすいという特徴があります。
くすみの原因が乾燥肌の人は特にクリームを見直すのがオススメです。
今回紹介したランキング1位のサエルは、トライアルセットが用意されており、「クリーム」もセットになっているため、スキンケアをトータルで見直したい人にぴったりですよ。
くすみ解消には美白より保湿ケアが効果的な理由
くすみ対策には美白成分よりも保湿ケアを重視すべきとお伝えしましたが、なぜ保湿ケアをしたほうが効果的なのか解説しますね。「くすみの原因」は大きく3つあります。
くすみの原因1:肌の乾燥
赤ちゃんの肌はシミひとつないみずみずしいプルプル肌ですが、おばあさんの肌はシミが多くシワシワなのが想像できます。
肌が乾燥するとカサカサするだけではなく、ツヤがなくなり、透明感のないくすんだ印象を与えます。
オススメの成分はセラミドです。
セラミドは肌の内側でたくさんの水分を抱えて、蒸発しないように働きます。
保湿成分と言えばコラーゲンやヒアルロン酸が有名ですが、これらの成分は肌に留まるのが苦手なデメリットがあります。
そこで、くすみ対策には肌に留まるのが得意な特徴のある”セラミド”配合の化粧水がオススメです。
くすみの原因2:角質層の乱れ
肌は乾燥すると角質層が乱れて肌表面のキメが乱れます。
キメが整っていると、光をうまく反射させて透明感あふれる肌を演出できますが、キメが乱れると光を反射できずにくすんだ印象を与えます。
「肌乾燥の対策」でも紹介したように、セラミドは肌にうるおいを保つ働きに優れています。
セラミド配合の化粧水で肌の内側をうるおいで満たすことで肌キメが整い、透明感のある肌へと導けるのです。
くすみの原因3:メラニン色素の蓄積
普段の間違ったスキンケア・紫外線の浴びすぎ・著しい肌荒れを起こした後は、肌の内側でメラニン色素が大量につくられます。このメラニン色素は一定の箇所に積もればシミとなって現れ、肌全体に残った場合はくすみとなります。
美白成分が配合された化粧水を使うことで、メラニン色素が過剰につくられるのを抑制できて、今以上に肌がくすむのを予防できます。
美白成分の中には、メラニン生成を予防するものもありますが、蓄積されたメラニンには効果が期待できません。
今あるメラニンをケアできる美白成分を選びましょう。
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体、4MSK など
番外編:くすみの原因は肌以外にもある
肩こりや冷えで、顔に必要な血液・栄養が届かなくなると肌はどんどんくすみます。スキンケアも大切ですが、日頃の習慣を見直すことでいち早く”くすみ肌”から解放されますよ。
※上記の化粧水ランキングは以下のポイントを抑えているか?を基準に選出しています。
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くすみ化粧水のおすすめは「保湿+美白」両方ケアできるもの
くすみ化粧水についての解説をしてきましたが、最後にもう一度おさらいです。
<くすみ肌に効果的な化粧水選びのポイント>
1:保湿力の高いセラミド配合
…くすみの原因「乾燥」をケアできる高保湿成分
2:肌に優しい低刺激タイプ
…乾燥して敏感になった肌に刺激を与えないもの
3:角質層の奥まで浸透するナノ製法
…成分が細かくなっているもの
4:医薬部外品の美白成分を選ぶ
…一定の働きが厚生労働省に認められている。
上記のポイントをチェックして、透明感あふれる若々しい肌をゲットして頂ければ幸いです。
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※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐこと
※浸透とは角層まで
※エイジングケアとは年齢に合わせたスキンケアのこと
◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』
◇口コミ・画像引用元:アットコスメ、amazon