シミはプチプラじゃ無理?50代におすすめの美白化粧品ランキング!選び方も解説
[公開日]2018/08/23[更新日]2019/06/05
筆者は大手化粧品メーカーで長年、商品企画と販売促進、美白成分の開発に関わっていました。
美白化粧品開発の時に常に頭に入れていたのは、「美白」とは「シミとくすみがない肌」を指すということです。
この記事では、「シミをいかに目立たなくするのか」、「くすみをいかに目立たなくして透明感のある肌を実現するのか」という2つの視点から、50代におすすめの美白化粧品を紹介します。
先に50代におすすめの美白化粧品ランキングを見る
スキンケアコンシェルジュ
化粧品開発の実務経験を活かし、執筆/編集を行う。
◆保有資格◆
日本化粧品検定1級、薬学美容検定1級、薬事法管理者、化粧品成分上級スペシャリスト、サプリメントアドバイザー、参照:日本抗加齢学会
目次
50代のシミ・くすみ肌に必要な美白化粧品の選び方
実はシミとくすみは全く原因も異なり、発生するメカニズムも違うので、対処法も異なります。両方を対策するには、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
・メラニン色素の生成を抑える
・シミ自体を排出する・見えなくする
肌の透明感は光がうまく反射することで生まれます。
乾燥した肌は表面がデコボコで光がうまく反射しませんが、しっかりと保湿された肌はキメが整って表面がツルツルなので、光をキレイにまっすぐ反射するのです。
透明感を出すためには、保湿力の高い成分の入った化粧品を選ぶ必要があります。おすすめは以下の通りです。
シミの原因は、皮膚にあるメラノサイトという細胞でメラニン色素が生成され、メラニン色素が肌の表皮細胞に移動することです。
このメラニンの生成を抑えてくれるような成分の入った化粧品を使えば、美白につながります。
メラニンを分解・排出できる成分の入った美白化粧品を使うことで、シミを目立たなくさせることが可能です。
プチプラも比較!50代のシミケアにおすすめの美白化粧品ランキング
それでは、50代で美白ケアをしたい人におすすめの化粧品をランキング形式で紹介します。
まず、各美白化粧品の特徴を図にまとめると以下のようになります。
10位:グレイスワン ディープホワイトローション
9位:フレッシェル ローション(ホワイト)N しっとり
8位:ちふれ 美白化粧水W
7位:ソフィーナグレイス 高保湿化粧水
6位:薬用アクアコラーゲンゲル美白EX
5位:リッツ ホワイトステムローション
4位:SK-Ⅱ ジェノプティクススポットエッセンス
3位:ホワイトショットLX
2位:HAKU メラノフォーカスV
1位:アスタリフトホワイト エッセンスインフィルト
それでは、50代におすすめの美白化粧品ランキングを10位から見ていきましょう。
総合評価:
価格:5.0 美白対策:3.0 口コミ:
※画像は公式サイトより引用
1000円未満で安いが、長年のシミには力不足
グレイスワンのディープホワイトローションの一番の魅力は1000円を下回る価格の安さです。
美白成分はビタミンC誘導体のみなので、50代の深い悩みには力不足だと言えるでしょう。
浸透力があまり高くなく、肌につけた後にしばらくベタつく感じがあるため、皮脂が多めの方にはおすすめできません。
ちょっと香料がきつい(53歳/乾燥肌)
ちょっと香料がキツイかな。しっとりして使い心地は悪く無いですが、そこまで大きな効果も感じません。香りがキツすぎて私はムリでした。
思ったよりこってり保湿(52歳/普通肌)
肌への吸い込みが遅いのでしばらくペタペタした感じがあるのですが、少し時間をおくと、しっとりします。取り敢えず夜に付けて眠ると、起きたときもっちりしていました。
総合評価:
価格:5.0 美白対策:3.3 口コミ:2.9
※画像は公式サイトより引用
お手頃だが、50代の濃いシミのケアは難しい
フレッシェルローションは1000円程度で販売されているにもかかわらず、美白ケアと保湿ケアの両方の成分が入っていることが魅力の化粧水です。
実際に使ってみると、水っぽいテクスチャでとろみはなく、冬場は少し保湿が物足りないかもしれません。
また、50代のシミをケアするには美白成分の量も物足りず、なかなか実感できないでしょう。
初めはすこしヒリヒリする(53歳/敏感肌)
使い始めのころは少し刺激を感じましたが、使ううちに気にならなくなりました。劇的な美白効果はありませんでしたが、少し肌が柔らかくなったかと思います。ゆらぎやすい肌の私でも肌荒れがなかったのは良かったです。
くすみには実感できる(52歳/混合肌)
価格が安いのに品質の良い化粧水。くすみは手応えを感じますが、シミには実感できていません。サラッとした化粧水で重ねづけしやすく、肌に水分がスッと馴染みます。
総合評価:
価格:5.0 美白対策:3.7 口コミ:4.3
※画像は公式サイトより引用
安さは魅力だが、肌への刺激が強い
ちふれの美白化粧水Wは、美白有効成分のアルブチンと安定型ビタミンC誘導体により、メラニンの生成を抑え、シミのケアが期待できます。
また、保湿成分としてヒアルロン酸やトレハロースも配合しているので、シミ・くすみ予防と同時に乾燥対策もしたい方におすすめです。
しかし、肌への刺激の強く、敏感肌の人はピリピリする可能性があるので、あまりオススメできません。
敏感肌にはピリピリした(54歳/敏感肌)
私の肌には合わなかったようで、少しピリピリしてしまいました。敏感肌の人には向かない美白化粧水だと思います。
肌に浸透している感じがする!(53歳/混合肌)
トロっとしていて、肌がしっとりします。肌に美白成分が入っていく感じが好きで、少しくすみがなくなったかと思います。シミにはまだ実感できていません。
総合評価:
価格:4.0 美白対策:3.6 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用
ビタミンC誘導体を配合するが、長年のシミには時間かかる
ソフィーナグレイスの高保湿化粧水はビタミンC誘導体を含んでおり、シミの原因に働きかける化粧水です。
また、ソフィーナグレイスは保湿力に特徴があり、角層内から潤すことで柔らかい肌へと導き、肌に透明感をもたらします。
くすみをなくして、透明感を引出すケアはできますが、長年のシミをに対する実感は難しいでしょう。
もっと浸透力があると良い(51歳/普通肌)
つけたすぐあとからべたつくことはなく、使用感が気に入りました。ただ、少し肌には入りにくい気もしたので、もう少し浸透力があると良いなと思いました。
使用感が良い(59歳/乾燥肌)
美白化粧品はカサつく物が多いのですが、しっとりしますね。夜つけて次の朝までしっとりしていました。シミが気にならなくなったりということはありませんが、鏡を見ると明るくなったかなと感じます。
総合評価:
価格:4.0 美白対策:3.7 口コミ:2.9
※画像は公式サイトより引用
オールインワンで手軽にケアできるがシミには微妙
ドクターシーラボの薬用アクアコラーゲンゲル美白EXは、美白成分もエイジングケア成分も含まれているオールインワンゲルです。
保湿効果の高さの評判がよく、夜使うと翌朝には肌がしっとり、もっちりとしてきて、だんだん肌にハリと透明感が出てきます。
シミの予防はできますが、できたシミへの実感はなかなか感じられないので、50gで4000円という価格は少々高く感じる人もいるかもしれません。
ベタつく感じが気になる(51歳/敏感肌)
量はしっかりあるんですよね。シーラボはどうもべたつくのが気になって。オールインワンで楽でいいのですが…。肌全体の印象は明るくなる感じがしますが、もっとシミへの効果が感じられると良いかなと思います。
顔がワントーン明るくなった(52歳/乾燥肌)
できたシミには実感できてませんが、使い続けているとくすみがとれて顔がパッと明るくなる感じがします。値段の高さが気になりますが、他の化粧品を買わなくて済むので、まあいいかなと思ってます。
総合評価:
価格:5.0 美白対策:3.5 口コミ:3.1
※画像は公式サイトより引用
透明感は出るが、シミには時間がかかる
リッツ ホワイトステムローションは、2000円未満の価格で美白とエイジングケアができるコスパの良い化粧水です。
エイジングケアに役立つ成分も入っているので、肌にハリを取り戻すケアもできます。
シミのケア成分としてはビタミンC誘導体が入っていますが、長く悩んできたシミを目立たなくするには時間がかかるでしょう。
なかなかシミには実感できない(50歳/混合肌)
全体の透明感は出てくるような気がしましたが、目の下のシミは変わらず、実感できませんでした。保湿力は高いと思います。
プチプラ以上の結果に満足(58歳/乾燥肌)
私は気にならないですが、多少ペタペタはするかな?後肌さらさらとまではいかないかも。美白効果なのか、潤うからなのか、透明感が出てきました。いつも通りのメイクをしても、ハイライトが要らないツヤが出ます。
総合評価:
価格:2.0 美白対策:4.2 口コミ:3.0
※画像は公式サイトより引用
高価だがその分長年のシミに働きかける美容液
ジェノプティクススポットエッセンスは、独自の美白有効成分でシミを防ぎ、明るくツヤのある肌へ導いてくれる美容液です。
美白効果・保湿効果ともに高く、50代以上の美白ケアに効果が期待できますが、価格が16,000円と高いのがネックです。
使い続けるとくすみが少しずつなくなってきて、透明感が出てきます。
できたシミには時間かかる(54歳/混合肌)
肌に透明感を出してくれる美容液で、3本くらいリピートしました。でも目の下にできたシミへの効果を感じることはできませんでした。
肌全体のトーンが明るくなった(53歳/混合肌)
少量ですごく良く伸びてコスパ良いです。肌全体のトーンが明るくなり、新しいシミができなくなりました。これからまだまだシミが増えるんじゃないかと心配していたので嬉しいです。
総合評価:
価格:2.0 美白対策:4.4 口コミ:3.8
※画像は公式サイトより引用
新発想の美白化粧水!コツコツ美白ケアが面倒な人におすすめ!
ポーラから2019年5月に新発売されたホワイトショットLXは、10年ぶりに認可が下りた美白有効成分を唯一配合した化粧水です。
一番感動したのは、なじみの良さで肌がなめらかになるところです。肌の細胞レベルに働きかけるので年齢・肌質関係なく美白ケアができます。
たった1ヶ月でもここまで肌の明るさを実感できるので、コツコツ美白ケアするのが面倒な人や何を使っても実感できなかった人におすすめです。(ちなみに、1つで3ヶ月使えるので1ヶ月あたり3,666円ですみますよ)
美白も保湿ケアもできます(29歳/混合肌)
10年ぶりの美白成分ということで期待してました!他の美白化粧品のように乾燥することなく、むしろ潤う!しかも、肌がベタッとしないしっとり感なのでベタつきが苦手な私には大ヒットでした。
まだ1ヶ月だけど白さが全然違う(35歳/乾燥肌)
ホワイトショットSXSでシミに効果的だったので発売日に即購入!みずみずしく、肌にすーっとなじみます。肌がするんとなめらかになり、肌トーンが明るくなったのを感じます。
総合評価:
価格:3.0 美白対策:4.4 口コミ:3.9
※画像は公式サイトより引用
保湿力もある資生堂の最新美白美容液
HAKU メラノフォーカスVは、シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果がアップ最新美白美容液です。
保湿力も高いので、美白成分がより浸透しやすくなり、相乗効果を狙えます。
ただし美白効果が強い分、刺激が強い傾向もあるので、敏感肌の人は注意が必要です。
シミが目立たなくなり明るくなった(51歳/混合肌)
頬骨あたりのシミを何とか消したいと思って使いだして約2ヶ月くらいになりますが…シミが目立たなくなってきたんです( *´艸`)♪生理中のときは少し肌に刺激を感じるので、使わないようにしてます。
透明感が増すし、使い心地も好き(52歳/普通肌)
最近シミがふえてきて美容液を使ってみましたが、やはりシミにはHAKUがいいと改めて実感しました。肌の透明感も増すし使い心地もしっとり肌が潤います。他の物に浮気しても必ず戻ってきちゃいます。
※画像は公式サイトより引用
シミを分解して追い出す集中美白美容液
ホワイトショットSXSは長年悩んでいるシミをピンポイントでケアするスポット美容液です。
化粧水や美容液を塗った後に、特に気になっているシミにピンポイントで塗り込むというスペシャルケアに使えます。
少し硬めのテクスチャーなので狙った場所に塗りやすいのが特徴です。
意外と長持ちする!(56歳/乾燥肌)
10000円超えの化粧品は初めて買いました!目の下のシミに塗って3ヶ月は持ちます。3ヶ月経つとうっすらになってくるので、2本めはもっと長持ちしそう。効果も満足ですし、コスパもいいです。
1~2か月でシミに実感できた(51歳/混合肌)
硬めのクリームで狙った個所に密着しやすいです。ニキビ跡の色素沈着でできたシミが1~2か月ほどで気にならなくなりました。これからも続けたいです。
総合評価:
価格:4.0 美白対策:4.8 口コミ:4.7
※画像は公式サイトより引用
浸透力抜群でシミを目立たなくし肌を明るく見せる
アスタリフトホワイトのエッセンスインフィルトは美白と保湿、さらにエイジングケアを狙える美容液です。
美白有効成分のビタミンC誘導体の他に保湿成分、エイジングケア効果も期待できるアスタキサンチンなどを配合しており、使っているうちにみずみずしさと同時に透明感が出てきます。
トライアルセットでお試しが可能で、美白化粧水・美白美容液・美白クリームが1,000円(税抜)で試すことができます。
すーっと浸透していく感じがわかる(53歳/乾燥肌)
初めて使用した際次の日の朝には、肌がパッと明るく美白になってる事に驚きました。肌馴染みが抜群によくて、その割には手頃な価格だと思います。しっかり保湿されてる感じがします。
シミに実感でき、シワにも良い!(55歳/敏感肌)
ラインで使用していますが、特にこのエッセンスが気に入っています。スッと馴染み、シミが目立たなくなって、ハリも出てきます。私は敏感肌ですが、水分と油分のバランスが良く、皺がありません。頬にシミはありますが、目立たないと言われます。
50代でシミに悩む人にオススメの美白化粧品の使い方
美白効果のある化粧品を使ったとしても、毎日のお手入れがいい加減だと実はシミもくすみも解消しません。
そこで、美白のために行いたい、あるいは注意したいお手入れについて以下の3点を解説します。
・気になる場所だけでなく顔全体に使う
・週末だけでなく毎日使う
クレンジングは、以下のことに気をつけましょう。
・クレンジング料を多めに使って手早く終わらせる
・オイルクレンジングは肌の水分を奪うのでやらない
オイルクレンジングの代わりにしっかり行いたいのが洗顔です。
洗顔料をたっぷり泡立てて、マッサージをするように優しく洗い、すすぎを念入りに行うことが重要です。
「ここにシミがあるから」と顔の一部分にしか美白化粧品を使わないということは止め、顔全体に使いましょう。
美白化粧品を使う際には、できてしまったシミに焦点を当てるだけでなく、これからシミができないように「今はシミがない部分」にも働きかけられるようにしなければなりません。
いずれも一時的な対策としてではなく、継続的に美白化粧品を使わなければケアはできません。
高価な美白化粧品でも、その性能を引き出すには惜しまず毎日使うようにしましょう。
やってはいけない美白化粧品の使い方
逆に美白化粧品を使う際にはやってはいけないこともあります。代表的な2つのことを紹介していきましょう。・肌にしみる化粧品を「効いている」と思って使う
以前は「化粧水をたっぷり使って両手で頬を包み込むようにパッティングすると、肌に化粧水がよく浸透する」といった方法が雑誌などでとりあげられていました。
しかし、本当は肌に過度な刺激を与えてしまい、かえってメラニンが生成されたり角質が厚くなってしまったりと逆効果なのでやってはいけないのです。
こういう場合、肌が乾燥してバリア機能が低下しているので、肌にしみる化粧品の使用をやめ、低刺激のワセリンなどを塗布して肌本来のバリア機能を戻すことを優先しましょう。
50代の美白化粧品と合わせて相乗効果!オススメの生活習慣
シミに対する効果を求めるのであれば、化粧品だけではなく日々の生活も重要です。
美白化粧品と合わせてやると、さらに効果が期待できる生活習慣を紹介します。
外から保湿などを心掛けても、体内にターンオーバーに必要な物質が足りないのでは本末転倒です。
新陳代謝に必要なビタミンやミネラル、さらに血液を作る鉄分などを多く含む野菜や果物は不足しがちなので、意識的にとるようにしましょう。
また、栄養分が身体の隅々まで運ばれるよう、体内の水分のキープも大切です。
時間を決めるなどして、吸収されやすく尿意を促さない水や麦茶などを中心に飲むようにしましょう。
年代が上がるほどに十分な睡眠をとるのが難しくなる人も多いでしょう。
50代になると、やることが多さや体調など、様々な理由から睡眠が乱れやすくなるものです。
それでも、美肌のためには睡眠をなるべく多くとるようにしてください。長くすることが難しいなら、寝具を身体に負担の少ないものに換えたり湿度を調節したりして、睡眠の質をアップするような工夫してみるのも良いでしょう。
50代のシミにおすすめの美白化粧品はアスタリフトホワイト
この記事では、50代の女性がどんな美白化粧品を選べばいいかについて詳しく説明してきました。
ポイントは「保湿」と「メラニン色素を抑制、排出」できる成分の入っている化粧品を選ぶことです。
そういったポイントから選ぶと、ナノ化した独自保湿成分とビタミンC誘導体を配合しているアスタリフトホワイトがシミで悩んでいる50代におすすめできます。
このポイントを参考にしながら、自分にあった美白化粧品を選んで、美肌を目指してください!
【参考】50代のシミ・くすみに有効な成分
シミ・くすみに有効な成分ははじめに説明したように以下の3種類があります。
・シミを還元して薄くする成分
・くすみ対策の保湿成分
ここでは、これら3種について説明していきます。
シミの元となるメラニン色素の生成を抑える成分
以下にあげる成分はできてしまったシミには効果はありませんが、これらが配合されている化粧品を使用することで新しいシミができるのを防ぐことが可能です。濃度が高いと肌が荒れるので、効果を落とした「α-アルブチン」が配合されていることも多い
②プラセンタ
豚の胎盤から抽出された成分で、本来はアンチエイジング成分
③コウジ菌
メラニンをつくる酵素の働きを抑える
④エラグ酸
チロシナーゼの活性化を阻害し、メラニンを作らせない
⑤ルシノール
チロシンとチロシナーゼの合体を阻害し、メラニンを作らせない
⑥カモミラET
紫外線を浴びた時の「メラニンをつくれ」という指令をブロックする
⑦シクロアミノ酸誘導体
紫外線を浴びた時の「メラニンをつくれ」という指令をブロックする
⑧ハイドロキノン
・メラノサイトが作用するのを抑制し、メラニンの生成を防ぐ
ハイドロキノンは非常に効果が高いものですが、副作用もあるので多量には配合できないことと、化粧品ではあるものの医師の監督のものと使用しないと危険だということが欠点でしょう。
シミを還元して薄くする成分
原価の安い成分ですので、安くて効果の薄い美白化粧品に配合されている傾向があります。
くすみ対策の保湿成分
・肌の保湿物質そのものであり、効果が高い
・自分の中に水分を抱え込んで離しにくい
②ヒアルロン酸
・肌の奥の真皮にあって、自分の約200~600倍の水分を蓄える
・肌の水分保持能力を格段に高める
③コラーゲン
・皮膚内でクロス状になり、ヒアルロン酸やセラミドを皮膚内に滞留しやすくする
・肌に塗っても中まで浸透しにくいので「ナノ化コラーゲン」が良い
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐこと
※浸透とは角層まで
※エイジングケアとは年齢に合わせたスキンケアのこと
◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』
◇口コミ・画像引用元:アットコスメ、amazon