ポイント還元率の高い法人カードおすすめ10選!最新ランキング2019
[公開日]2019/06/25
そんな疑問に答えます
これまでに個人・法人カード合わせて20枚以上所有。雑誌・WEBメディアでクレジットカードに関する記事の執筆/編集を行う。
利用額の多い法人カードなので、少しでも多くポイントの貯まるカードを選びたいですよね。
しかし、ここ数年で還元率が改悪になっており、還元率が高いカードでも細かい付与条件のあるものが増えています。
そこで、還元率が高くポイントが貯めやすい法人クレジットカードを紹介します。
目次
ポイント還元率の高い法人カード比較ランキング
「ポイント還元率が高くて、年会費の安い法人カードを使いたい」ものですが、どの法人カードを選ぶべきか法人カード50枚調査しました。
年会費の安い法人カードは、還元率0.1%〜0.3%が多いのですが利用場所によってポイント付与率があがる傾向にあります。
一方、年会費のかかる法人カードは常時0.5%~1%ほどで利用場所によっては2%~5%まで還元率が上がります。利用額の多い人ほど、年会費を払っても還元率の高い法人カードを選んだほうがお得になります。
・ポイント還元率
・年会費の安さ
・法人カードの特典、キャンペーン
その中から、上記のポイントをもとに比較ランキングを紹介します。
9位:三井住友ビジネスカード for Owners
8位:ライフカードビジネスゴールド
7位:ダイナースクラブビジネスカード
6位:楽天ビジネスカード
5位:JCBビジネスプラス法人カード
4位:JCBゴールド法人カード
3位:オリコ EX Gold for Biz
2位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
1位:アメリカンエキスプレスビジネスカード
年会費に焦点をあわせると、限度額が低かったり、還元率も"最大◯%"となっており、実際には低い還元率になるものも数多くあるので、見た目の数字だけで判断しないように賢く選んでくださいね。
総合評価 | 年会費 | 還元率 |
|
---|---|---|---|
利用場所によってポイント付与率が変わる | 2,000円 | 0.2~% 1,000円につき2pt |
|
9位 三井住友 ビジネス | リボ払いを検討している人向け | 1,250円 | 0.1% |
8位 ライフカード ゴールド | 貯めたポイントを商品券利用したい人向け | 2,000円 | 0.1% |
7位 ダイナース | 商品交換よりもマイル移行を考えている人向け | 27,000円 | 1% |
6位 楽天ビジネス | 常時1%、楽天市場は5% | 2,000円 ※プレミアムカード 10,000円必要 | 1%~最大5% |
5位 JCBビジネス プラス | 出張利用の多い人に最大3% | 1,250円 | キャッシュバック |
4位 JCB ゴールド | 1pt=5円と高価値 提携店利用でポイント貯めやすい | 10,000円 (初年度無料) | 0.1% |
3位 オリコEx Gold | 審査基準低く、少額利用でもポイント還元率も高め | 2,000円 (※初年度無料) | 0.12% |
2位 セゾン プラチナ | JALマイル還元率が高く、ポイント永久不滅も便利 | 20,000円 | 0.1% |
1位 アメックス ビジネス | キャンペーン豪華、還元率高く、ステータスも◯ | 12,000円 (初年度無料) | 1% |
※価格、還元率は執筆時点の情報です
総合評価:
年会費:5.0 還元率:2.9 口コミ:3.1
※画像は公式サイトより引用
Amazonギフト券への還元率が約0.6%
「P-one Business Mastercard」は、キャッシング枠が大きいのが特徴的ですが、ポイント還元率も他のカードに引けを取りません。
ポイントは1,000円で2ポイント貯まり、それをAmazonギフト券やQuoカードなどに交換することが出来ます。
Amazonギフト券への交換は1ポイントにつき約3円分なので、例えば100万円利用すると2,000ポイント貯まり、Amazonギフトカード約6,000円分に交換できます。
中身は普通のカード
券面はゴールドカードっぽいですが、年会費が安いようにそんなにサービスや保障はありませんでした。
年会費が実質無料で使えてます
このビジネスカードは初年度会費無料、翌年もカードの利用があれば無料なので、ずっと使っています。
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総合評価:
年会費:5.0 還元率:3.1 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用
貯めたポイントを様々な商品に交換できる
「三井住友ビジネスカード for Owners」は様々なポイントに交換することができるポイントが貯まるカードです。
もともとの還元率は0.1%ですが、各社のポイントに交換することで約0.5%の還元率になり、また、ポイントをキャッシュバックすることもできます。
手数料は高いのですがリボ払いを利用することで、その月の還元率は2倍にすることも可能です。
キャッシング枠がなかった
開業後でも使いやすいけど、キャッシング枠がなかったので万が一のためにもう一枚カードを作りました。
ポイントが個人カードと合算出来る
個人で使っているカードのポイントと合算することができて便利です。
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総合評価:
年会費:5.0 還元率:3.3 口コミ:3.3
※画像は価格ドットコムより引用
年間で40万円使えば実質元が取れる
「ライフカードビジネスゴールド」は年会費2,000円ながら他社のサービスにも引けを取らないゴールドカードです。
還元率は0.1%ですが、ポイントをQuoカードやプリペイドカードに交換すると還元率は0.5%になります。
したがって、年会費2,000円分の元を取るには40万円分使えば元を取ることができます。
デザインが微妙
年会費は安いし、サービスも良いのはありがたいのですが、デザインがあまりおしゃれではないのが残念なポイントです。
ポイントが貯まるようになった
スタンダードの法人カードではポイントが貯まらなかったのでゴールドに変えてよかったです。
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総合評価:
年会費:2.0 還元率:3.5 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用
ポイントで高級家電などと交換できる
「ダイナースクラブビジネスカード」は、ブランド力のあるカードで、ポイントで交換できる商品が他社よりも高級なものが多めの傾向があります。
また、ポイント還元率は1%と他のカードよりも高いですが、他の商品に交換する際に還元率は低くなります。
例えば、Amazonポイントに交換する際は5,000ポイントで2,000円分なので実質還元率は0.4%です。
意外と還元率が低かった
100円ごとにポイントが貯まるのは良いけど、交換すると還元率が悪くなった。
交換できる商品のレベルが高い
貯まっていたポイントを高い家電に交換できて、かなり得した気分です。
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総合評価:
年会費:5.0 還元率:3.8 口コミ:3.5
※画像は公式サイトより引用
楽天ポイントがザクザク貯まる
「楽天ビジネスカード」は、楽天ポイントの還元率1%を誇る、法人カードとしては高還元率のカードです。
楽天市場で使うなら還元率は5%にもなるので、日頃から楽天市場を使っている人にとっては経費で楽天ポイントがザクザク貯まるカードです。
支払いの枠は一緒に発行する個人用の楽天プレミアムカードと合算して考えるので、使い勝手はあまり良くありません。
楽天市場でしか使っていない
枠が思っていたよりも小さいので、楽天での買い物専用カードになっています。
個人カードと限度額分けて欲しい
ポイントがザクザク貯まるけど、このカードを使いすぎるとプレミアムカードを全然使えなくなるのが残念。
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総合評価:
年会費:4.0 還元率:3.7 口コミ:3.9
※画像は公式サイトより引用
現金キャッシュバックしてくれるカード
「JCBビジネスプラス法人カード」は、交通費と出張費がキャッシュバック(上限15,000円)される珍しいタイプの法人カードです。
月のカード利用金額によってキャッシュバック率が変わりますが、100万円を超えると3%もの還元率になります。
例えば、月に100万円カードで利用し、翌月のホテル代や航空券代などの出張代が50万円分あれば15,000円キャッシュバックされます。
キャッシュバックの仕組みが複雑
キャッシュバックはありがたいですが、結構仕組みが複雑でキャッシュバックがいつされているのかわかりにくいです。
キャッシュバックがお得
キャッシュバックで返ってくるお金が結構大きくて◎
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総合評価:
年会費:4.0 還元率:4.0 口コミ:3.7
※画像は公式サイトより引用
提携店で還元率が最大10倍になる
「JCBゴールド法人カード」はJCBのポイントであるOkiDokiポイントがスタバやAmazon、昭和シェルなどで貯まりやすいカードです。
もともとの還元率は0.1%ですが、Amazonでは還元率3倍、スタバでは還元率が10倍にもなります。
OkiDokiポイントは1ポイントからAmazonやスタバで使うことができるなど、使い勝手も良くなっています。
枠が思っていたよりも小さかった
審査が厳しく発行したての時はあまり枠が広くありませんでした。
Amazonで結構ポイントためれた
Amazonでよく買い物をするのですが、このカードを使っていると知らない間にポイントが結構貯まっていました。
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総合評価:
年会費:5.0 還元率:4.3 口コミ:4.0
※画像は価格ドットコムより引用
実質還元率1.2%も不可能ではないカード
「オリコ EX Gold Biz」は、初年度年会費無料、二年目以降も年会費2,000円の高コスパゴールドカードです。
もともとのポイント還元率が0.12%でさらに、利用金額に応じて還元率は最大2倍の2.4%になります。
さらに、このポイントは100ポイントでAmazonギフト券など500円分と交換できるので、実質還元率は最大1.2%になります。
2,000円でもちゃんとゴールドカードの役割を果たしてる
年会費2,000円ですが、空港ラウンジサービスなど普通のゴールドカード並みのサービスを受けれています。
ポイントのコスパがとてもいい
年会費が2,000円で、この還元率なのでありがたく使わせてもらってます。
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総合評価:
年会費:3.0 還元率:4.5 口コミ:4.3
※画像は公式サイトより引用
ポイントがザクザク貯まるプラチナカード
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、20,000円の年会費でポイントだけでなく様々なサービスを提供してくれるプラチナカードです。
海外での利用でポイントが2倍になるだけでなく、セゾンポイントモールを利用して買い物を行うと、ポイント還元率が最大30倍にまでなります。
また、JALマイルに限定すると、「SAISON MILE CLUB」に登録することで、還元率が最大1.125%にもなります。
アメックスが海外で活躍してくれる
セゾンのカードですが、アメックスなので海外でも使えるのが嬉しいポイントです。
お得なプラチナカードならこのカード
サービスも充実し年会費もプラチナカードにしては破格の設定だと思います。
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総合評価:
年会費:3.0 還元率:4.7 口コミ:4.5
※画像は公式サイトより引用
ポイントを現金の代わりに使える
「アメリカンエキスプレスビジネスカード」は、100円ごとに1ポイントが貯まる法人カードの中でも高還元率のカードです。
ポイント還元率は1%ですが、ポイントを使用する際には「メンバーシップ・リワード・プラス」に入会しておくとお得にポイントを使うことができます。
また、ポイントを支払いに利用することができ、航空券の支払いでは1ポイント=1円として扱うことができます。
ポイント貯まりやすい
初年度無料のキャンペーンにつられて申込み。いざ使ってみると、やっぱり優越感と言うか"おっ"となります。意外にも?日本でふつうに使えるし、100円単位で貯まるのは地味に嬉しいです。
個人カードと合算できるのもよい
法人カードですが、ポイントが結構貯まりやすいのでいろいろなことにポイントを利用しています。個人カードとポイント合算もできるので、1年間でかなり貯まりますね。
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還元率の高いの法人カードを選ぶには?
還元率の高い法人カードを選ぶときに、チェックしておくポイントがあります。
・還元率の付与率が高い店舗をよく利用するか
・年間でどれくらいカード決済するか
1,000円ごとに1ポイント貯まる場合、999円以下だと一切ポイントがつかないからです。
利用額が大きく、端数を気にしないのであれば問題ありませんが、いくらに対して1ptつくのか、確認しておきたいポイントです。
そのショッピングモール経由で購入すると、ポイントが多く貯まります。ポイントが最大5倍になる楽天カードがわかりやすい例ですね。
"最大"◯%と書かれている場合、通常の支払いでは還元率は低く設定してあるので、ポイントが貯まる店舗をよく利用するか、冷静に判断しましょう。
年間100万円以下であれば、年会費は無料もしくは2,000円以下の負担額の少ないものをおすすめします。
200万円以上利用するのであれば、それによるポイントも多くなるので年会費が発生してもポイント還元率の高い法人カードを選ぶほうがお得になりますよ
年会費無料だと法人カードはポイントがつかない?
代表的なのは、ライフカードの法人カードです。ゴールドは年会費あり・ポイント付与ありですが、通常の法人カードだとポイント付与はありません。
ポイントがつかないだけでなく、海外出張時の補償や購入補償、空港ラウンジサービスもないので、法人カード2枚目に向いています。
ほかにもポイントがつかないカードには以下のような特徴があります。
・年会費無料(もしくは安い)
・キャッシング枠がある
・個人事業主向けの比較的審査が通りやすい
貯めたポイントは支払いに充てたり、出張や備品購入ができるので、利用額の多い人ほど損する可能性が高くなります。
法人カードのポイントは個人利用していいの?
法人カードで貯めたポイントは法人の雑所得になりますが、個人事業主であれば本人の個人的な利用でも問題ないとされています。
厳密に言うと、対応する法律の制定がなされていないので、税理士や税務署の見解もばらつきがあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
マイルは、法人カード利用であっても搭乗者個人に対して付与されますが、法人カードで貯まったポイントは、商品(備品など)にかえて会社に還元するところもあります。
まとめ 利用額が多ければ年会費払って高還元法人カードがおすすめ
還元率は0.5%以上のもの、できれば100円あたり1ポイント付与される法人カードがおすすめです。
アメックスや楽天ビジネスカードは、常時ポイント還元率は高く設定されていますが、それ以外は利用額に応じた還元率が適用されたり、特定店舗に限定されているので、慎重に選ぶようにしましょう。
ポイント還元率の高い法人カードおすすめランキングへ
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