限度額の高い法人カードおすすめ10選！各カードの上限額・年会費比較

そんな疑問に答えます



限度額の高い法人カードをつくりたいけど、どの法人カードがいいのかわからず困っていませんか？

特に起業したばかりだと「法人カードの審査は通ったけど限度額が低くて結局5枚つくった…」なんてことはよくあります。

いきなり1,000万円の与信枠が与えられることはないので、限度額の上限だけでなく、増枠しやすいかという視点で選ぶことが大切です。

この記事では、限度額が高い・上限増枠しやすい法人カードを紹介します。

限度額の高い法人カードおすすめ10選

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限度額の高い法人カードの選び方

限度額の高い法人カードの共通点は3つあります。

最初の限度額は30〜50万であることがほとんどなので、限度額が高いだけでなく、増額しやすいカードであるかも大切な選ぶポイントになります。


限度額は、一般カードよりもゴールドカード。ゴールドよりもプラチナカードのほうが限度額が高くなります。

ゴールドカードといっても、年会費が2,000円程度の法人カードもあるので起業したばかりの人でも申込みやすいですよ。

年会費は無料のほうが助かりますが、限度額が低かったり、ポイント付与や補償サービスが一切つかない場合がほとんどです。

法人カードの利用額はプライベート用よりも高額な場合が多いので、多少年会費がかかる法人カードのほうが結果的にお得になります。

アメックスやダイナースクラブカードなどの外資系やオリコやライフカードなど消費者金融系のカードは、利用上限額が高い傾向にあります。

反対に銀行系や国内大手ブランドは、限度額が低く審査も厳しめなので、起業したばかりであればどの法人カードを申し込むかも重要なポイントです。

限度額の高い法人カードおすすめ10選

起業したばかりでも申し込みできる法人カードの中でも、限度額の高い法人カードをランキングで紹介します。

実際に使っている人の口コミも紹介するので参考にしてみてください。


以下は年会費と限度額をまとめたものです。

	年会費	限度額
10位 JCB ゴールド	10,000円 (初年度年会費無料)	50万～250万円
9位 コスモJCB ゴールド	10000円	50万～250万円
8位 楽天ビジネス	2,000円	最高300万円
7位 P-one Business Mastercard	2,000円	〜300万円
6位 LUXURY CARD	50,000円	審査で決定
5位 ライフカード	無料	10～500万円
4位 オリコEx Gold	2,000円 (※初年度無料)	10万円～300万円
3位 ダイナース ビジネス	27,000円 ※27歳以上	上限なし 個別に設定
2位 セゾン プラチナ	20,000円	30~1,000万
1位 アメックス ビジネス	12,000円 (※初年度無料)	上限なし 個別に設定

※価格は税抜き、執筆時点の情報になります

総合評価：3.0
年会費:4.0 限度額:3.1 口コミ:3.2
※画像は公式サイトより引用

審査基準は厳しく、限度額も低いのが残念
「JCBゴールド法人カード」は日本のクレジットカードブランドJCBの法人ゴールドカードです。

ポイント還元や付帯サービスは充実していますが、ゴールドビジネスカードの中では最高限度額は低めです。

ステータスはありますが、起業したばかりだと審査は厳しいかもしれません。

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総合評価：3.2
年会費:4.0 限度額:3.2 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用

ガソリン用でこれだけでは枠足りない
「コスモJCB ゴールドカード」は、ガソリン利用が多い人にメリットの多いカードです。

貯めたポイントをガソリン代として使えるなど利用しやすいものの、10位のJCBゴールドカード同様限度枠が低く設定される傾向にあります。

別に発行できるガソリンカードやETCカードは便利ですが本カードの限度額枠内でしか利用できないので、意外と限度額を圧迫してしまうので、複数人よりも個人事業主に向いています。

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総合評価：3.3
年会費:5.0 限度額:3.4 口コミ:3.3
※画像は公式サイトより引用

限度額は二枚のカードの合算なのが△
「楽天ビジネスカード」は楽天をよく利用する人にはおすすめの法人カードです。

楽天ビジネスカードの発行には同時に楽天プレミアムカード(年会費10,000円)も発行が必要で、二枚合わせての限度額になるので管理が面倒に感じる人もいます。

ただ、楽天プレミアムカードはプライオリティパスなどサービスが充実しており、楽天スーパーポイントも貯まりやすくなり、楽天市場を使う人にはお得なカードです。

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総合評価：3.4
年会費:5.0 限度額:3.5 口コミ:3.4
※画像は公式サイトより引用

発行基準は低いが枠はあまり大きくない
「P-one Business Mastercard」はカード利用で実質年会費無料で発行できるゴールドカードです。

付帯サービスは他社のカードに比べると見劣りする部分もありますが、限度額は最高300万円と他のゴールドカード並みになっています。

赤字決算でも申し込みできるなど、他のクレジットカードに比べ会社の業績に関わらずチャレンジしやすくなっています。

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総合評価：3.7
年会費:1.0 限度額:3.9 口コミ:3.7
※画像は公式サイトより引用

特典を使いこなせるのであればあり
「LUXURY CARD titanium」は圧倒的なサービスの充実度が特徴的なカードです。

Mastercardの最上位ステータスが付与され、ハイステータスと言われるアメックス並みかそれ以上のサービスを受けられます。

ただ、年会費が他のカードに比べてもかなり高いので、単純に限度額が高いカードを探している人にはコスパはあまり良くありません。

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総合評価：3.8
年会費:5.0 限度額:4.0 口コミ:3.7
※画像は価格ドットコムより引用

利用額が多くなるほどもったいないカード
「ライフカードビジネス」は無料で発行できるカードの中ではトップレベルの限度額を誇るカードです。

限度額は最高500万円ですが、それを申し込むには決算書の提出が必要で審査は厳しいため、限度額が低いままの人が多くいます。

ポイントや補償サービスはないので、利用額が多くなればなるほどもったいないとも言えます。

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総合評価：4.0
年会費:5.0 限度額:3.9 口コミ:4.0
※画像は価格ドットコムより引用

作りやすく、枠も大きめのカード
「オリコEXGold forBiz」は決算書類などを送る必要がないので起業したばかりの人でも申し込みできます。

年会費も2,000円と安く、キャッシング昨日もあります。

上限も300万と高額ですが、実際は限度額が30〜50万のままで増枠申請しても審査が通らないこともあり、法人カードを1枚で済ませたい人には不向きです。

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総合評価：4.2
年会費:3.0 限度額:4.3 口コミ:4.1
※画像は公式サイトより引用

審査は厳しいが限度額を気にせず使える
「ダイナースクラブビジネスカード」は、高いステータス性のあるビジネスカードです。

年会費も高く、入会条件なども他のカードより少し厳しくなっていますが、同じレベルのサービスを受けられる追加カードの発行が無料でできます。

使えるお店は、VISAなどと比べると少ないですが、限度額には一律の制限はなく、海外旅行や国内旅行の保障やサービスが充実しています。

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総合評価：4.5
年会費:2.0 限度額:4.6 口コミ:4.2
※画像は公式サイトより引用

利用実績に応じて限度額も上がりやすい
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」は、ゴールドカード並みの年会費で持つことができるコスパのいいプラチナカードです。

限度額は最大で1,000万円を超えている人もおり、実質上限はありません。

補償内容もプライオリティパスも無料で使えるので、海外利用が多いのであれば候補になる一枚です。

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総合評価：4.7
年会費:3.0 限度額:4.8 口コミ:3.6
※画像は公式サイトより引用

ステータス性も限度額も充実
「アメリカンエキスプレスビジネスカード」は、他社のカードと比べても国際的にステータス性が高いビジネスカードです。

このカードはアメックスの中では一番ランクの低いカードですが、限度額に上限がなく審査によって決まるので、今の会社の状況にあった限度額を提示してくれます。

また、年会費空港のラウンジに入ることができるなど他社のゴールドカード並みにサービスが充実しています。

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経験者が教える限度額の高い法人カードを選ぶときの注意点

法人カードにはそれぞれ最大限度額が設けられています。たとえば、楽天ビジネスカードは300万円、セゾンプラチナアメックスは1000万円が最大限度額です。

しかし、最大限度額まで利用できる人はごく一部で、多くの人はこの1/10〜1/5ほどの限度額です。最大限度額まで上限を上げるには利用実績や現状のカード保有状況も加味されることを頭に入れておきましょう。

たとえば、限度額が100万円で本カード1枚、追加カードを3枚発行している場合、合計4枚の利用限度額が100万円になります。

複数枚の追加カードを発行予定であれば利用上限額の高いカードを選ぶようにしましょう。


年会費が無料だったり安い法人カードは魅力的ですが、限度額が低く設定されたり増枠のスピードが遅い場合があります。

年会費無料のクレジットカードは利用額で利益をあげようとしますが、支払いの滞りを最も嫌うので、増枠にも慎重です。結果的に、何枚も法人カードをつくることにもなりかねないので、あからさまに"審査に通りやすい""年会費無料"の法人カードはデメリットもあることを知っておきましょう。

平均30〜50万！？法人カードの限度額を上げるには？

法人カードの初期限度額は30〜50万円です。

しかし、その限度額では使いにくい方も多いと思います。限度額を上げるには、大きく3つ方法があります。


正当法ですが、利用実績(クレジットヒストリーといいます)を重ねていくと、支払能力があると判断され自動的に利用限度額が増額されます。

利用額に応じて増額されるので、メインカードとして利用していくことが大切です。支払いの滞りがあると実績に傷がつくので支払いが滞らないようにしましょう。

アメックスやダイナースクラブカードでは、限度額を超える高額決済の場合、前もって入金しておくと決済ができます。

特にアメックスは前もって入金しておくと、短期間でも限度額の上限が上がっていくので増額してもらいやすいカードです。

100%通るわけではありませんが、限度額を引き上げを依頼すると審査が行われ上限が上がることがあります。

急な海外出張や取引がある場合は、問い合わせ窓口に連絡してみましょう。※支払いの延滞がないことが重要です

法人カードを申し込むときに必要な書類は？

法人クレジットカードを申し込むには、どのクレジットカード会社でも以下の書類が必要になります。

申し込んでから審査完了までには通常3〜4週間かかるので、先に準備しておきましょう。


法人確認書類は、管轄の法務局で1通600円で取得可能です。オンラインサービスもありますが、取得に1ヶ月以上かかるので注意しましょう。

個人事業主であれば収入証明書や登記簿抄本などは不要で、本人確認できる書類があれば申込みが可能です。


法人カードの審査は通常3〜4週間かかります。手元に届くまで1ヶ月ほどかかると考えておきましょう。もし、早急に必要な場合は、問い合わせ窓口に「いつまでに手元にほしい」と連絡しておくと早く届くこともあります。

まとめ 法人カードは限度額と増額されやすかもチェックすることが大切

起業したばかりや社員にもカードを付与する場合、利用上限は高いほど使いやすくなります。

そのためにも公式発表の限度額を鵜呑みにせず、選び方のところで紹介したポイントをもとに増額されやすいかどうかもチェックしてみてください。

最初の半年間に利用実績を積み重ねていくと、増額もスムーズに行われさらに使いやすくなりますよ。

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参考
クレジットカード発行枚数調査結果/一般社団法人日本クレジット協会