法人ゴールドカード9選!限度額、還元率の高いおすすめ比較
[公開日]2019/06/20
そんな疑問に答えます
これまでに個人・法人カード合わせて20枚以上所有。雑誌・WEBメディアでクレジットカードに関する記事の執筆/編集を行う。
ゴールドカードとなると、ステータスも欲しいし空港ラウンジや付帯サービスが充実しているものを選びたいですよね。ただ、年会費もかかるので、どれにするか迷うのではないでしょうか?
実は年会費無料のゴールドカードを選ぶより、多少お金を払ったゴールドカードのほうがメリットが多く、満足度も高くなっています。
大切なのは限度額の高さとポイントの貯まりやすさ、そして年会費有料のゴールドカードを選ぶことです。
この記事では、おすすめの法人ゴールドカードをランキングで紹介します。
法人ゴールドカードおすすめランキングへ
※クリックすると下部のランキングにジャンプします目次
法人ゴールドカードの選び方 年会費無料は損しやすい
マイルを貯めたい人もいれば、限度額を上げたい、空港ラウンジ利用できるカードがいい、など法人ゴールドカードに期待するサービスは人それぞれだと思います。
ただし、完璧なカードはないので、3つ重視するポイントを紹介します。この3つの基準を上回っている法人カードは、それ以外の特典や付帯サービスも充実しているので使い勝手が良いですよ。
1. 限度額の高さ
・・・300万円以上
2. ポイント、マイルの貯めやすさ
・・・0.6%以上
3. 年会費無料より"有料"
・・・初年度年会費無料だと申し込みやすい
ただし、ゴールドカードであっても上限100万円までというゴールドカードもあります。
せっかく法人ゴールドカードにしたのに「与信枠が低すぎて使いにくい…」なんてことにならないように所有している人はだいたいどれくらいの限度額なのか知っておきましょう。ビジネス内容にもよりますが300万円以上の枠があるカードがおすすめです。
法人カードのポイント還元率は平均0.4%で、0.6%以上であれば還元率の高いカードです。
貯めたポイントやマイルは備品購入や出張費の節約になるので、還元率が0.6%以上のカードを選ぶと良いでしょう。
また、年会費が無料だったり安い法人カードは魅力的ですが、限度額が低く設定されたり増枠のスピードが遅い場合があります。
年会費無料のクレジットカードは利用額で利益をあげようとしますが、支払いの滞りを最も嫌うので、増枠にも慎重です。結果的に、何枚も法人カードをつくることにもなりかねないので、あからさまに"審査に通りやすい""年会費無料"の法人カードはデメリットもあることを知っておきましょう。
法人ゴールドカードおすすめランキング!メリットの多い1枚は?
法人ゴールドカードの中でも限度額やポイント還元率、補償サービスが充実しているゴールドカードをランキングで紹介します。
8位:コスモJCB ゴールドカード
7位:P-one Business Mastercard
6位:ライフカードゴールドビジネス
5位:JCBゴールド法人カード
4位:オリコ EX Gold for Biz
3位:三井住友ビジネスゴールドカード for owners
2位:セゾンプラチナ・ビジネスアメックス
1位:アメックス・ビジネス・ゴールドカード
総合評価 | 年会費 | 限度額 |
|
---|---|---|---|
9位 楽天ビジネス | 楽天市場をよく使う人は候補。プレミアムカードも作る必要あり | 2,000円 ※プレミアムカード 10,000円必要 | 〜300万円 |
8位 コスモJCB ゴールド | 社用車が多い場合は候補、コスモ石油しか使えないのが△ | 10000円 | 50万~250万円 |
赤字でも申し込める。キャッシング枠もあり | 2,000円 | 〜300万円 |
|
6位 ライフカード ゴールド | 年会費は安いが、限度額も低め設定 | 2,000円 | 10~500万円 |
5位 JCB ゴールド | ステータスあるが審査厳しく、限度額もゴールドの割に低い | 10,000円 (初年度無料) | 50万~250万円 |
4位 オリコEx Gold | 起業したばかりでも申込み可。実績あればポイント率も上がる | 2,000円 (※初年度無料) | 10万円~300万円 |
3位 三井住友 ビジネス | 信用度の高い銀行系カード。キャッシング枠もあり | 10,000円 (※初年度無料) | 50~300万円 |
2位 セゾン プラチナ | 年会費の割に限度額、サービスが豪華。ポイント無期限で貯金可 | 20,000円 | 30~1,000万オーバーまで |
1位 アメックス ゴールド | 限度額の制限がなく、マイル還元率も高い。初年度無料 | 31,000円 | 審査により決定 |
※キャンペーンは執筆時点のもので、変更の可能性があります
総合評価:
年会費:5.0 使いやすさ:3.0 口コミ:3.5
※画像は公式サイトより引用
楽天市場をよく使う人にはおトクなカード
「楽天ビジネスカード」は楽天スーパーポイントがたくさん貯まる法人用クレジットカードです。
楽天市場での利用で、ポイント還元率が最大5%になるので楽天市場で仕入れや備品購入をしている方にはお得なカードです。
ただし、楽天ビジネスカードの発行には同時に楽天プレミアムカードも作らなければならず、追加カードも発行できないことには注意しましょう。
高級感は感じない
紆余曲折の末、法人カードは楽天ビジネスカードに落ち着いた。面のデザインがあまりオシャレじゃないですが。
個人事業主にはおすすめ
このカード、個人事業主向きで、個人と事業の決済分けられます。
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総合評価:
年会費:4.0 使いやすさ:3.2 口コミ:3.4
※画像は公式サイトより引用
ガソリンスタンドでお得に使えるカード
「コスモJCB ゴールドカード」は、車での移動が多い法人や個人事業主の人におすすめのカードです。
年会費無料で、ハウスカードというコスモ石油のサービスステーションだけで利用でき、ポイントも貯まるカードを発行することができます。
法人代表者だけでなく、車で移動する社員の人が使いやすくなっているカードです。
コスモ石油しか使えない
ガソリンスタンドがコスモ縛りで意外と探すのが大変です。
追加のガソリンカードが無料なのは嬉しい
ガソリンスタンド専用カードを社員に持たせて使ってますが、無料でガソリンカードが作れてお得だと思います。
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総合評価:
年会費:5.0 使いやすさ:3.5 口コミ:3.4
※画像は公式サイトより引用
現金が足りない時の保険になるカード
「P-one Business Mastercard」は実質無料使うことができる法人ゴールドカードです。
このカードは赤字決算でも発行可能で、法人カードとしては珍しくキャッシング枠が300万円もあるのが特徴的です。
ステータスや補償サービスは手薄ですが、起業したばかりで何かとお金がかかるという方は候補になります。
使い道があまりない
いくつも審査が通らなかったので助かった。ただ、還元率は0.2%でほとんど貯まらないので注意したほうがいいです。
年会費が実質無料
このビジネスカードは初年度会費無料、翌年もカードの利用があれば無料なので、使っていれば実質無料ということでもう8年ほど愛用しています。
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総合評価:
年会費:5.0 使いやすさ:3.7 口コミ:3.4
※画像は価格ドットコムより引用
格安の年会費でゴールドカードが作れる
「ライフカードゴールドビジネス」は2,000円という格安の年会費で他のゴールドカード並みの特典がついている法人カードです。
希望限度額によって提出する書類の量が変わり、限度額が100万円以下の場合は決算書や確定申告書を提出しなくてもいいので、起業してすぐでも審査を受けることができます。
とりあえずゴールドカードを作ってみたいと言う人でも気軽にチャレンジすることができるカードです。
旅行の保証が微妙
年会費安いけど保証が厚くないからな。海外に行くからもう少し保証があるといいのに。
2,000円でラウンジが使えるのは魅力的
ゴールドでも年2000円で済むのでラウンジ無料とかの特典がゲットできます。
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総合評価:
年会費:4.0 使いやすさ:3.9 口コミ:3.7
※画像は公式サイトより引用
ポイントサービスは充実も使い勝手は△
「JCBゴールド法人カード」は日本発の国際カードブランドJCBの法人用クレジットカードです。
ポイントサービスOkiDokiポイントはキャッシュバックや商品との交換、他のWAONポイントなど様々な使い道があるポイントです。
ただ、他の法人ゴールドカードよりも限度額の設定が低く、VISAやMasterと比べても使える場所が少ないことには注意が必要です。
意外と使えないところがある
健康診断の際に支払いにクレジットカードが使えるとのことでしたが、VISAとマスターだけでJCBは使えませんでした。
いろんな場面でおトクなカード
初めて作った法人カードがこのカードでしたが、レンタカーを借りるときとかには割引もあったのでいろんなところで役立ってくれます。
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総合評価:
年会費:5.0 使いやすさ:3.8 口コミ:4.0
※画像は価格ドットコムより引用
ポイントが貯めやすい格安ゴールドカード
「オリコ EX Gold for Biz」は、ライフカード同様に安い年会費で持つことができる法人ゴールドカードの一つです。
また、このカードは年間利用額に応じてポイント還元率が上昇していくのも特徴的で、年間200万円以上の利用で還元率が2倍になり、ポイントを貯めやすいカードです。
カードのブランド力はあまりありませんが、コスパのいいゴールドカードを探している人にはおすすめです。
ステータスを気にしなければお得
ステータス的なものは一切求めてないので、便利で年会費¥2,000は良心的で素晴らしい限り。
レストランがお得に使えた
年会費安いけど、オリコのビジネスカードにも招待日和がついてるのね。
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総合評価:
年会費:4.0 使いやすさ:4.2 口コミ:3.9
※画像は公式サイトより引用
三井住友ブランドの起業直後でも作れるカード
「三井住友ビジネスゴールドカード for owners」は登記簿謄本や決算書の提出がいらない起業直後でも作りやすいカードです。
年会費も初年度無料で条件を満たせば翌年度以降も実質半額になり、ブランド力のあるゴールドカードながら比較的安いのも魅力的です。
起業した直後だけど、ブランド力のあるゴールドカードが欲しいという人におすすめです。
VISAとMasterをデュアル発行できる
個人事業主の私は口座を分けてVISAとMasterで両方発行して使ってます。個人用としても事業用としても優秀なカードです。
会社設立直後でも作りやすい
会社設立からあまり年数が経過していない個人事業主にも発行されるありがたい事業用カードです。会社というよりも個人(代表者)に対して与信している感じですね。
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総合評価:
年会費:2.0 使いやすさ:4.4 口コミ:4.0
※画像は公式サイトより引用
招待が無くても作れるプラチナカード
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」は通常カード会社から必要なインビテーション(招待)が無くても作ることができるプラチナカードです。
さらに、他社のプラチナカードに比べ年会費も格安なので、比較的持ちやすいカードになっています。
世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティパスが利用でき、また、セゾンはJALマイルが貯まりやすいので、日頃から飛行機移動している人にもおすすめです。
JALマイラーにもおすすめのカード
SAISON MILE CLUB JALコースは手数料無しで加入できます。加入するとJALマイルが1.125%還元になるので、JAL利用者にはかなりお得なカードです。
コスパ抜群のプラチナカード
格安な年会費で、ゴールドカードでは受けられない様々な優待サービスが用意されていますので、コストパフォーマンスは素晴らしいと思います。
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総合評価:
年会費:2.0 使いやすさ:4.7 口コミ:4.4
※画像は公式サイトより引用
ブランド力最強のビジネスカード
「アメリカンエキスプレス ビジネスゴールドカード」は世界ブランドであるアメックスのゴールドカードです。
年会費はゴールドカードの中では高い方ですが、その分ついてくる優待や保証サービスなどが充実しています。
限度額以上の高額利用が発生する場合でもコールセンターで柔軟に対応してくれ、ビジネスの場面で頻繁にカードを利用する人におすすめです。
限度額にも柔軟に対応してくれた
カード発行時の限度額は80万円でしたが、売り上げの大きい月で仕入れが膨らむ時は柔軟に対応してくれました。
持ってるだけでステータスになる
経営者の方が持つイメージのビジネス向けのカードなので、ステータスは他のカードよりも高いと思います。実際に、他人に見せるとすごいと言われたことがありました。
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法人カードをゴールドに切り替えるメリット
ここでは、一般カードからゴールドカードに切り替えた人の口コミを参考に、法人ゴールドカードを持つメリットを紹介します。
集中して仕事に取り組めたり、荷物を配送してそのまま出社することもできます。
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法人ゴールドカードを申し込んで落ちる人とは?
クレジットカードの審査はそのカード会社によりますが、審査が通りやすいと言われているカードでも以下に当てはまる場合は、審査に落ちる可能性があります。
・収入に対して支出、借り入れが多い
・過去に支払いの滞りがある
・個人用のクレジットカードを限度額まで利用している
・個人のキャッシング枠をギリギリまで利用している
・自己破産をして5年以上経過していない
・同時に複数の法人カードを申し込んでいる
法人カードは、代表者のクレジットカード利用歴も審査対象になるので、個人カードを限度額いっぱいに使っている人や同時にいくつも法人カードを申し込んでいる方は注意が必要です。
一度、審査に落ちた場合はすぐに申し込んでも再度落ちる可能性が高くなるため、半年以上期間をあけ、利用実績を積み重ねていくようにしましょう。
法人カードの申し込みに必要な書類は?
法人クレジットカードを申し込むには、どのクレジットカード会社でも以下の書類が必要になります。
申し込んでから審査完了までには通常3〜4週間かかるので、先に準備しておきましょう。
・法人確認書類※法務局での法人確認書類取得は一番面倒です。時間もかかるので余裕をもって用意することをおすすめします
(登記簿謄本=履歴事項全部証明書,現在事項全部証明書)
・本人確認書類
(マイナンバー,免許証,住民票の写しなど)
・口座振替依頼書
(法人用口座。個人口座は不可)
法人確認書類は、管轄の法務局で1通600円で取得可能です。オンラインサービスもありますが、取得に1ヶ月以上かかるので注意しましょう。
登記事項証明書等の請求について(法務局 公式サイト)
まとめ 法人ゴールドカード迷ったら限度額と還元率から選ぶ
ステータスは必要ない人もいるかもしれませんが、まだまだゴールドカードの持つ信用力は高く、年会費を多少払ってでも所有するメリットは多いものです。
ステータスが上がることで社員や取引先への信頼にも繋がり、限度額が上がることで法人カードを一元化でき管理の手間も省けます。
また、ポイントが貯まりやすくなり、貯めたポイントで備品購入や出張費の節約も可能です。
支払い以外にも特典やサービスが充実しているので使いこなせる一枚を選んでください。