WHITE BOX図書館

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PR TIMESより

株式会社ホワイトボックスは、月間300万PVを超えるWEBメディア運営で培ったSEO・SNS拡散の技術をつかって個人の情報発信を無料で手伝う「ホワイトボックス図書館」をつくりました。

終身雇用の時代は終わったと言われ、政府も副業を推奨するようになりました。組織依存でなく個として自立した価値を持つことが益々重要になってきています。

個の価値を高める、すなわちセルフブランディングにおける重要な要素が情報発信です。ブログ・SNSが影響力を強めるなか、情報発信を適切に行いブランド化できる個人が活躍の場を拡げています。
一方で、個の価値を高めるだけの材料があるのに、適切な情報発信方法がわからないために自分のブランドを作れない個人も多数います。

いまの時代、多くの人がネットを使った情報発信の手段を持っています。しかし、どんなに価値ある情報でも、適切な方法で発信しなければ、人の目に触れることなく埋もれてしまいます。

これは、検索やシェアなどの読者行動を理解した企画編集や、技術選択が必要だからです。

株式会社ホワイトボックスは、WEBメディア運営の会社として蓄えた知見を活かし、個人の価値ある情報発信とブランディングをお手伝いすることができないかと考えました。

結果、誕生したのが「ホワイトボックス図書館」です。メディア運営の実績としては、たとえば以下のニベアの記事があります。
https://antiaging.akicomp.com/?p=3083
ホワイトボックスが企画し、化粧品開発の経験のある執筆者がニベアの活用術を指南した記事で、この1記事だけで累計500万PV以上、SNSでも1万を超える「いいね」を獲得しています。この記事の流れで、小学館の雑誌で特集記事をつくるまでになりました。

その他、2.5万以上の「いいね」を獲得した以下の重曹の記事など、SEO・SNS拡散の多数の実績があります。
https://antiaging.akicomp.com/?p=4953
※SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、検索者の特性を踏まえてコンテンツ設計するものです。

これらの知見を活かして、個人の情報発信・ブランディングのお手伝いをします。

「ホワイトボックス図書館」はインターネットメディアであると同時に、福岡市天神に実在する図書館です。
https://whitebox-inc.com/library/

ホワイトボックス図書館のサポート内容

・費用:無料

・サポートの流れ
以下のフォームから、テーマになりそうな専門性や経験を書いてエントリー
https://whitebox-inc.com/library/entry/
エントリー内容から企画になりそうなものを編集部が選定し、企画・構成案を該当者に送付
企画内容のすり合わせを行い、エントリー者が執筆
編集部が装飾や画像挿入を施し、記事の体裁を整えてホワイトボックス図書館サイトにアップ
https://whitebox-inc.com/library/
SNS拡散、検索順位を編集部が確認しながら必要に応じて加筆・修正を行い、安定したアクセスのある記事をつくる

結果として「特定ジャンルの専門家」という個人ブランドを形成していきます。

ホワイトボックス図書館立ち上げの背景・想い

株式会社ホワイトボックスは、WEBメディア開発をメイン事業としたネットベンチャーで、2014年の創業以来、いかに読者に価値ある情報を提供しメディアの会社として生き残るか、試行錯誤を続けていました。

この頃は、信憑性の薄い盗用に近い寄せ集め記事で検索上位を占拠する会社や、フェイクニュースでアクセスを集めて収益を上げようとする人たちが社会問題となっていた時期です。

ホワイトボックスのスタッフが真心を込めてつくった記事が、アップ直後に盗用されることも一度や二度ではありませんでした。

WEBメディアをメイン事業としていただけに、この業界の社会性の無さに愕然としました。同時に、WEBメディアの会社として価値ある一次情報発信の成功事例を作りたいと、強く考えるようになりました。

そこで生まれたのが「ホワイトボックス図書館」の構想です。

きっかけは、あるパートナーのライターさんに執筆頂いた1つの記事でした。編集会議で、その方が旦那様と死別し、再婚されているという経歴を話してくださいました。時間が経ってようやく人に話せるまでになったそうです。

私たちは、この方の貴重な経験をもとに「死別再婚」というテーマで企画・構成をつくり、記事化しました。

上がった記事は、ご本人の苦しい過去の胸の内をつづったもので、経験した人しか語れないであろう、前を向くためのメッセージが込めれていました。ソーシャルで拡散し、同じ境遇に悩まれる方や出版社からもメッセージを頂きました。

WEBメディアの会社として、どんな価値を社会に提供できるだろう、と迷っていたなかヒントを得た気がしました。個人に「本を書けるくらい価値あるテーマ」が眠っていて、同時に「その情報を必要としている人」がいるということです。

このふたつを、ホワイトボックスのWEB情報発信技術を活かしてつなぎ、結果として、発信した人をブランディングするお手伝いができないかと考えました。

「本を書けるくらいの価値あるテーマ」と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、仰々しいものを想定しているわけではありません。ある人にとって当たり前の経験が、他のある人にとっては喉から手が出るほど価値ある情報であることは十分にあり得えます。

これは、「図書館」が本来持っている「知の共有」という機能に、WEBの情報発信技術を掛け合わせた新しい図書館の形の提案でもあります。

エントリーを検討している方、個人の貴重な経験に基づいたコンテンツを読みたい方、ホワイトボックス図書館のfacebookページに「いいね」、もしくはtwitterフォローして更新情報を受け取ってください。




ホワイトボックス図書館「エントリー」はこちらから。

※ホワイトボックス図書館サイトからは24時間365日エントリー可能
※本の貸出は行っておらず、場所としての図書館は現在はイベント時のみ一般解放
※「日本初」当社調べ

実を言うと、僕は会社の組織化に自信があった。

4年前、独りで事業を立ち上げて、失敗だらけの中から少しだけど成功事例もつくってきた。新入社員にどんな質問をされても完璧に教えることができるはず。前職時代にチームをまとめる経験をさせてもらったのも、僕の自信のもとになっていた。

しかし、僕の初めての法人組織化は失敗した。

もちろん、一緒にがんばってくれる頼もしい仲間もできて成功した側面もある。しかし、2年弱で採用した社員の半分近くが離職してしまった結果を見れば、このまま進んでではいけないのは明白だろう。

面接で目を輝かせていた人が、申し訳なさそうに去っていく姿に慣れることは無いと思う。僕にとってはじめての社員採用だったので、スタッフの人生を預かるという気負いは特に大きかった。それだけに、うまく力を引き出してあげられなかったと、自分の無力さを痛感したのがこの一年だった。

この機会に、WEBメディア事業の組織化と戦略について考えてみたいと思う。

なぜ、組織化はうまくいかなかったのか

一言でいうと、社員の適材適所ができなかったのが主な理由だ。

自社のWEBメディア事業にどんな人材が適しているのか、基準が甘いまま採用活動を続けてミスマッチを起こしてしまっていた。基準を明確にできなかったのは、自社事業に対しての考察が浅かったためだ。

WEBメディアの企業でありながら、インターネットの中で起きている大きな潮流をわかっていなかった。いや、頭でわかってはいたが甘く見ていた、という方が正確かもしれない。

インターネットが「信用」を見える化させた

メディアが生き残る戦略を考えるとき、SNS・ブログ・Youtubeなどインターネットを通して個人の発信力が強まりメディア化しているのは、見過ごせない流れだ。

この流れのなかで「信用」が、これまで以上に重要な要素となっている。自社の発信力を高める以上に、信用してくれる仲間・つまりコアファンをつくり、メディア化した個人に応援してもらうことでより大きな影響力を持つことができるからだ。

もちろん、信用やコアファンがビジネスで大切なのは古くから言われていて新しい流れでもなんでもない。それでも、ここで強調したのは、インターネットによって個人の発信力が高まった結果、多数の個人メディアを通じて「信用」は見える化され、自社メディアの影響力にダイレクトに作用するからだ。

この潮流に則った社内外の仲間集めこそ、僕がやらないといけない組織化だった。
では、どうすれば信用を得て仲間を増やすことができるのだろうか。

メディアが信用を得る3つの条件

考えてみると、メディアが信用を得るためにできることはシンプルだ。僕の会社に足りなかったのは、大きく3つの条件かなと思う。

・コンテンツの質
・公益性をもった共感できるストーリー
・リアル

コンテンツの質

僕の会社で言うところのコンテンツとは、企画・ライティング・編集を経た記事であり、いかに質を追究できる組織作りができるかが最重要になる。
記事の質を高めるために、未経験のスタッフが多かったのでマニュアルを整備し、ノウハウを共有していった。つまり、平均的なコンテンツの質を担保しようというものだった。

しかし、それだけでは不十分だった。もちろんノウハウを標準化するマニュアルは必要だが、マニュアルに沿った平均的なコンテンツを制作できればよい、というものではない。

記事を読んで、コアファンとして仲間になってくれる個人が重要になるWEBメディアにとって、平均的なコンテンツほど相性の悪いものはない。

どれだけ個々に向けて、狭く深く尖ったコンテンツを提供できるかがコアファン獲得のカギになる。

僕は、尖ったコンテンツをつくる環境をつくることができなかった。ライティングのルール整備と、ひたすら「書く」ことに追われてしまい、もっと大切な「企画」や磨き上げるための「編集」時間を、十分に確保できていなかった。

なぜそんな状況になったのだろうか。
結局は、会社が向かうべき方向と従業員が求めるもののミスマッチが主要因だろうと思う。これは求職者の責任ではなく、尖ったコンテンツを作るための力点の置き方を分かっておらず、採用段階でどんな人が適したコンテンツを作れるか適性基準を明確にできていなかった僕の責任だ。

つくることに没頭し、自分の作品にこだわり抜ける職人タイプの人がコンテンツ開発には向いていて、質を左右するという当たり前のことを痛感した。そういえば、前職の広告会社のクリエイティブ職になるための試験はよく練られていたな、と思い出したりもした。

スタジオ・ジブリのプロデューサー鈴木さんがインタビューのなかで、映画制作をはじめた初期に宮崎監督から「作品をつくるたびにスタッフを入れ替えないと成り立たない。共同作業のなかで関係が壊れてしまっているから」と言われた、という主旨の話をしていた。

これは極端かもしれないけれど、チームでコンテンツの質を追究してファンを増やすためには、ぶつかり合ってもこだわり抜くような適性が必要なのだろうと思う。

公益性をもった共感できるストーリー

このことに気づかせてくれたのは、2016年のキュレーションメディアの事件だった。

キュレーションメディアを運営する法人が、クラウドワーカーに依頼して他人の著作物を盗用編集し、信憑性の薄いコンテンツを量産していたという。当時、僕の会社のコンテンツも、引用元を示さず盗用と思われるような記事を展開されて、頭を抱えていた。

そのときは、他人の権利を侵害しながら自社の利益をあげる運営スタンスに、ひどく憤ったものだ。どうひいき目に見ても、自社含めた商流にいる人以外にとって価値のない活動だったと思う。

そこには、公益性のある共感できるストーリーは全くなかった。まるで、テレビゲームのように、効率的にクリアすることを然としたビジネスをつくりあげ、誰からも愛されていなかった。

どんな思いをもって会社がつくられ、社会にどんな価値を提供できるのか、ビジョンや理念にあたるものが重要になる。たとえ利益を上げていても、価値のないものを応援するファンはいないからだ。

公益性のある共感できるストーリーは、目指すべき北極星のようなもので、読者だけでなく社内スタッフの求心力にもなる。

リアル

これまで、TVの向こう側の存在だったアイドルに「会いにいける」という革命を起こし、大勢のコアファンを作り出したAKBについては誰もが知るところだろうと思う。

WEBの世界でも、人の温度感・つながりを感じる実体あるものが、より応援されやすいのは間違いない。

WEBメディアは作り手も読者も、一般的には相手の温度が感じられず関係が希薄になりがちで、信頼関係をつくってコアファンをつくるのには相当の時間と積み重ねが必要だからだ。

逆説的だが、WEBといういわばバーチャルな世界だからこそ、今後リアルなつながり、つまり実体を感じるかどうかが重要になる。

「ホワイトボックス図書館」構想

「コンテンツの質」「ストーリー」「リアル」この3つが、会社が向かうべき方向であり組織化の起点になると考えた。

そんな中、見えてきた道が「ホワイトボックス図書館」構想だ。

それは「死別再婚」というテーマを、パートナーの方に執筆頂いたときのことだ。編集会議で、協業パートナーの方が旦那様と死別し、再婚されているという経歴を話してくださった。時間が経ってようやく人に話せるまでになったという。

僕たちは、この方の貴重な経験を記事にすることにした。

上がった記事は、ご本人の苦しい過去の胸の内をつづったもので、経験した人しか語れないであろう、前を向くためのメッセージが込めれていた。ソーシャルで拡散し、同じ境遇に悩まれる方や雑誌社からもメッセージを頂いた。

WEBメディアの会社として、会社の特性を活かした意義ある実体を作るヒントだと思った。

ひとりひとりの人生の中には「本を書けるくらい価値あるテーマ」が眠っている、そしてその情報を必要としている人がいる。
そのふたつを、ホワイトボックスのWEB技術を活かしてつなぎ、結果として、情報発信した人をブランディングするお手伝いができないか。

「本を書けるくらいの価値あるテーマ」は大それたものでなくてもいい。あなたにとって当たり前の経験が、ある人にとっては喉から手が出るほど価値ある情報であることは十分にあり得る。人生の失敗から教訓を得る「しくじり先生」をイメージすると、わかりやすいかもしれない。

この記事自体も、僕が組織化の失敗から得たものを、同じ課題を抱える誰かの役に立てられればと願いをこめた、図書館のコンテンツでもある。

この構想は、「図書館」が本来持っている「知の共有」という機能を、デジタル技術で進化させた「新しい図書館のカタチ」の提案だ。それで「ホワイトボックス図書館」と名付けた。

ホワイトボックスが個人の情報発信にどう貢献できるのか、実績の話を少しだけしておくと、たとえばニベアの記事がある。facebook「いいね」が1万を超え、そのほかのSNSでもたくさん拡散された。最終的には、この記事を起点に小学館「女性セブン」において特集記事をつくるまでになった。

ほかにも、2.5万「いいね」がついた重曹の記事など多数のSNS拡散・SEOの実績がある。この知見を活かして、個人の情報発信とブランディングのお手伝いをしたいと考えている。

「ホワイトボックス図書館」は、WEBメディアであるだけでなく、弊社の施設を一般開放する実体をもった図書館でもある。
※現在はイベント時のみ一般開放。詳しくはホワイトボックス図書館へ

今月でホワイトボックス図書館を公開してから3ヶ月ほど経った。特に告知をしていないけれど、いろんな背景を持った方々数十名に執筆頂いていて手応えを感じている。

ちなみに、ホワイトボックスの企画・編集サポートはエントリー制にしてすべて無料で行っている。これは慈善事業というわけではなく、インターネットが信用を見える化した結果、入り口で採算を考えない方が大きなリターンを期待できるからだ。

たとえば、昨年末に行ったリクルート活動では、明らかに応募者の属性が変わった。多くが、図書館のコンセプトに賛同して応募してくださった方々で、採用の効率化という面ですでに利益を得ている。また、執筆する方のブランディングを本気で考えてお手伝いするので、執筆頂いた方は応援してくれる仲間になりやすい。自らホワイトボックス図書館の広報的に動いてくださっている方もいる。

僕はベンチャー組織化に失敗した。

だけど、図書館を活路として新しい道が少しづつ見えはじめた、というお話でした。
もしよろしければ、「ホワイトボックス図書館」のfacebookページに「いいね」してくれるとうれしいです。


ホワイトボックス図書館で、自身の経験・専門知識をコンテンツにし、セルフブランディングしたい方、こちらのフォームよりエントリーしてください。ホワイトボックスが、無料で企画・編集のお手伝いをします。

「立派なオフィスを構えた途端、倒産する企業が多いんですよね」

4年前、税理士さんが僕に言った言葉だ。お金の使い方を勘違いしちゃう起業家が多いんですよ、というニュアンスに、バカだなぁと笑っていた。この他人事が、自分に突き刺さる言葉になるとは、当時は思いもしなかった。

1年前、僕はなけなしのお金を一風変わったオフィスにつぎ込んだ。福岡市天神ど真ん中、こだわり抜いてつくった内装、高い買い物だったけど、ここからはじまる計画にワクワクしていた。

このサイトも事業拡張の核になる、その確信で相当の費用をかけた。すべては会社を組織化して、事業計画を実行するための投資だった。

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150人を超える採用応募者

2016年4月、はじめて社員募集の広告を出した。広告からレスポンスを取るのは専門だけど、はじめて社員集めます、みたいな「ドベンチャー」で働きたいと思ってくれる人がどれだけいるのかは甚だ疑問だった。

ただ、結果から言えば、応募者を集める段階は大成功だった。3週間ほどの広告掲出で、150人以上の応募者があったのは広告担当者も驚いていた。「代表のストーリーを売る」以外に方法がないと思っていたので、そこに特化したのが良かったのかもしれない。

ふくらむ違和感の正体

選考を本格化しはじめた2016年5月、僕は言いようのない違和感と戦っていた。いま思うと、この違和感はふたつの要素からできていたのだと思う。

ひとつ目は、2015年の年末からの組織化のために費やした自分の時間配分だった。ひとりで事業を回すときには、徹底して自分の時給を意識して、収益に直結するプロフィットセンター(収益追求)としての業務に集中することができた。

しかし、人を増やそうとしたときの準備含める管理コストは、想像を超えるレベルで僕の時間を奪い、会社はプロフィットセンターを失い、選考が佳境に入る頃にはコストセンター(支出部門)だけになっていくのが分かった。

結果、収益を下げながらコストを増やすという、営利団体としては何をやっているのかわからない状態に苦しんだ。もちろんこれは、先行投資と割り切っていたので、心の準備はしていた。それでも、僕の心はザワついた。

ふたつ目は、採用応募者の考えだった。僕はお金と時間を投資して、未来の組織に希望を抱いていた。だから、ひとつ目の違和感の前に根本で気持ちが揺らぐことはなかった。だけど、それは良い人材を採用できる前提があるからだ。

良い人材とはなんなのだろう。応募者の志望動機の多くには、こんなことが書いてあった。

成長できそうなので応募しました。
自分の力を試したくて応募しました。

成長したいという思いをもった志望動機、もちろんこれらは全く悪いことではない。しかし、これを見たときの違和感は、僕がこれまでやってきたことの根本を揺さぶり、先の税理士さんの言葉を思い出させた。

「立派なオフィスを構えた途端、倒産する企業が多いんですよね」

危機感と共に、僕は一人の後輩のことを思い出していた。

島崎という男

8年前、広告会社で働く僕の下に新卒が入ってきた。ここでは、名前を島崎とする。

僕にとって初めての同じラインの後輩だった。島崎は誰もがうらやむ学歴の持ち主である一方で、かわいげのあるいいヤツだった。僕は仕事という名の作業を、ドヤ顔で島崎に教えた。

内容はグラフィックの制作進行だが、大きなクライアントさんの案件だったので数は膨大だった。100を超えるグラフィックの初稿、提案、修正、提案、、、下版、印刷、掲出確認をミスなく繰り返すこと。

この作業を共有できる喜びと、人に教える立場になった優越感で僕はカタルシスを覚えていた。昼の時間だけでは仕事をこなせなかった僕らは、よく一緒に徹夜をした。

「兄弟がほしいと思ったことはないですね、一人っ子は親の全ての投資を一身に受けられるから」

なんてことを島崎は得意気に言っていたが、仕事の要領をつかむと彼が受け身になることは一切なかった。

「仕事を管理するエクセルフォーマットつくっておきました」
「30個のロゴレギュレーションは昨日のうちに僕がチェックしてます」
「掲出先のメディアの仕様を一覧化しましたが合ってますか?」

などなど、島崎のお陰で僕は本当に仕事が楽になった。一方で島崎がしたような仕事の価値は、なかなか日の目を見ることはない。島崎の工夫があったからこそ間に合った入稿物たちは、全国のメディアに掲載され、クリエイターの名を上げることに一役を買ったことは、僕を含め一緒にいたわずかな人しか知らない。

それでも島崎はいつも笑顔だった。一度、島崎に聞いたことがある。

「お前の仕事のモチベーションってなんなの?」

「僕は役に立つならなんでもいいんです。
トイレ掃除でもなんでも、精一杯やりますよ。」

当時は、オレは仕事にやりがいも求めるけどね、くらいの事を返した気がする。
けど、今ならわかる。

彼は仕事ができる、だけでなく僕なんかよりずっと「サービスのプロ」だったのだ。どんな環境でも、与えることを考えて動くことができる。彼はきっと、日の目の当たりにくいトイレ掃除のような仕事でも、同じようにサービスのプロとして仕事できるのだろう。

サービスを提供する側なのか、受ける側なのか

僕の採用応募者に対する違和感の正体は、このサービスに対する姿勢だった。組織化の準備で、新入社員のPCからはじまり、労務・税務・評価システム・研修資料から人材育成計画の準備含め、時とお金を投資してきた僕は、独りで与え続けることの限界を感じていた。

もし、社風を決めるこのタイミングで、すべての仕事が与えられることを前提に、サービスを受けるスタンスの社員が増えたら、間違いなく会社は傾くと思った。

能力とか賢さ以前に、ベンチャーで貢献意識がない人を採用するのは非常にリスクだ。もちろんこれは、社員の労働力を会社として搾取したいとかそういった話ではない。

会社を立ち上げるタイミングでは、受け身の社員に与えられるものなんてなかなか無い。大企業では当たり前の福利厚生がないことだって珍しくない。日の目を見ない仕事だってたくさんあるだろう。けれど、僕を含め社員みんなが貢献を持ち寄って組織をつくり、社外にサービスを提供しなければ、スタートラインに立てないということだ。

これはベンチャーの厳しさであり、自分の貢献がダイレクトに会社に反映される面白さでもある。力と意欲がある人には、どんどん活躍の場を提供することができるのだ。

この厳しさと面白さを理解し、主体的に動ける人でないと一緒に働き続けるのは難しいだろうと思う。ブログにこのテーマを書こうと思ったのは、今後の採用活動でミスマッチを防ぎたいという理由もある。

———–

そんなこんなで採用を続け、2016年は7人の社員が増えた。たしかに、ベンチャー企業が社員に与えられるものは少ないかもしれない。一方で、僕は大企業ではなかなか手に入らないものを社員に提供している自負がある。

それは、会社員から独りで起業し組織化を進めている僕自身の経験だ。たくさん考えてたくさん失敗して、すこしの成功を大切に育ててきた。

採用から半年間、そんな自分の経験を棚卸しして毎日社員研修をおこなった。社会を生きていく上で僕が知っておきたかったこと、これから重要になるであろうスキルを精一杯教えてきたつもりだ。

もちろん、サービスのプロとして仕事に向かう姿勢を盛り込んで。

ホワイトボックスは3周年を迎えた

2017年2月28日、ホワイトボックスは3回目の誕生日を迎えた。この日の夜、僕は誰もいないオフィスを見渡しながら感慨にふけっていた。月並みだけど、振り返るとホントにあっという間だった。

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3年前、僕は一日中スタバで狂ったようにPCと向き合っていた。とにかく事業を軌道に乗せるために、一人で作業に没頭していた。

2年前、僕はコワーキングスペースの片隅で机ひとつ間借りしていた。作業するだけの限界に気づいて、積極的に人に会うようになっていた。

1年前、僕はオフィスを構えて組織化を本気でスタートさせた。

いま、静かにオフィスを見渡して、3年間のことが思い出された。目に見える形で残ったのは、このオフィスと5名の仲間だ。その陰には、日の目を見ないトイレ掃除のようなたくさんの投資があった。

そして、昨日3月4日は僕の誕生日だった。社員みんながサプライズで真心を込めたお祝いをしてくれた。

うれしい、と同時に頼もしいと感じた。

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今年は、大きく事業を舵切りしようとしている。きっとついてくる社員も大変だと思うけど、一緒にワクワクしてくれるんじゃないかと思っている。

ホワイトボックス広報担当の小坂です。

6月3日、金曜日。この日スタッフは、朝からソワソワしていました。そう、何を隠そうこの日は、待ちに待ったホワイトボックス移転パーティーの日なのですから…!

ということでこの度、地元福岡の関係者の皆様をお招きし、遅ればせながらホワイトボックス移転パーティーを開催させていただきました。本日はその時の様子をご報告します。

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移転から3ヶ月、たくさんのお花・贈り物ありがとうございました!

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P1180751それでは、乾杯〜♪

当日は日本VSブルガリアのサッカー親善試合が行われるということで、サッカー観戦を楽しみながらのパーティ。日本の応援にも力が入る!

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P1180692サッカーユニフォームを着て参加してくれた方も。気合い入ってます!

P1180682スマイルで、お・も・て・な・し♪

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P1180687すでに目がトロンとしてます。

P1180710なんとバーテンさんまで。ご協力いただきまして本当にありがとうございます!

P1180718  メガネ三人衆と弊社の江原

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P1180693グッドスマイル!

賑やかで楽しい雰囲気が続く中、サッカーの試合は日本が7得点を決めるという結果に。思わず「野球の試合かい!」とつぶやきそうでしたが、この日の祝賀イベントにふさわしく、日本チームが花を添えてくれました。ありがとうサムライジャパン。今ニュースで話題をさらっていますよね。某選手の言葉「アモーレ」に「ティアモ」と返答する某タレントのお話。羨ましいぞ長友…。話が若干ズレてしまいましたが、そんなこんなでサッカー日本が勝利を決める中、会場の皆さんはさらにお酒がすすんでいるようです。

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P1180777通称ハッピーさん(左)は、とってもおかしい面白い人です!P1180774「ちゃ〜♪」(たむらけんじ風?ではないですよねゴメンなさい)P1180781

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そして、そんな楽しい雰囲気の中、僭越ながらホワイトボックス社員の自己紹介もさせていただきました!

P1180745(一同)これからもよろしくお願いします!

P1180788あれ、スタッフよりもホワイトボックスに馴染んでいる、だと…!?

P1180775「拙者、この辺でドロンさせていただきます」

P1180785お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!

ということで、6月3日に開催したホワイトボックス移転パーティーの様子でした。

最後に。

「ホワイトボックスを楽しみにしてくれる人がいる」

今回の移転パーティでは、ホワイトボックスの今後を期待してくれている人がたくさんいることに気付かされました。そしてようやく今、創業メンバーとなるスタッフも増え、ITベンチャーという大海原へ本格的に漕ぎ出そうとしています。

大海の道中、時には大きな壁や困難が立ちはだかることもあると思います。しかし、今回イベントに集まっていただいたような、ホワイトボックスを楽しみにしてくれる人たちの期待に応えていくためにも、情熱とアモーレ(ホワイトボックス愛)を胸にスタッフ力を合わせ、オールをこぎ続けていきます。

いつか「IT界の黒船」と呼ばれるような、そんな時を目指して。

今回来社いただきましたご関係者の皆様、本当にありがとうございました!

これからもホワイトボックスを、どうぞよろしくお願い致します!

 

来社した友人たちとオフィスでそのまま飲んでしまおう!
ということでホワイトボックスバーをオープンしました。正式なオフィスのお披露目会ではなかったのですが、20名を超える方々に来社頂き卓球あり、ダーツあり、シャンパンありで盛り上がりました。

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ホワイトボックスではスポーツ観戦、ダーツ大会、卓球大会などなど社内外問わず参加できるイベントを開催します。告知はfacebookページで行いますので、いいね!して頂けるとうれしいです。

⇒ ホワイトボックスのfacebookページヘ

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3番目の見出しが入ります。3番目の見出しが入ります。

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